韓国のソウルって言う所もビリヤード場が多い都市らしいんですけど僕のメキシコでのビリヤード友だちのソウル出身のキム4号さんに訊いたらメキシコシティの方がソウルよりもビリヤード場が多いらしいです。


つまりメキシコシティはビリヤード場の数が世界1多い都市でスリークッションのテーブル台数も世界1多い都市なんです。


以前に僕が父親の病気の関係で日本に一時帰国していた時に藤沢の小森先生のお店に撞きに行った時にフランスのテーブルメーカーのシュビロット社のクリスだったか名前を忘れちゃいましたけど2代目の若社長が来ていたので話をしたら「メキシコのシェアの全部欲しいとまでは言わないけど20%でいいから欲しい」と言う事を言ってました。


メキシコはビリヤードが盛んだからベルギーやフランスのテーブルだけじゃなくてデンマークとかトルコとかスペインとかギリシャとかオーストリアとかスイスとかのスリークッションのテーブルが輸入されていて凄くテーブルの種類が多いんです。


韓国のソウルもビリヤード場が多いらしいんですけどキム1号~4号さんたちに拠りますとお店が小さくて1軒のビリヤード場にあるテーブル台数が全然少ないそうです。

通常1軒のビリヤード場のテーブル台数が7台だとか8台くらいしかスリークッションのテーブルが無いらしいんです。


メキシコシティは世界1ビリヤード場が多い都市なのに不思議な事に町の中にビリヤード場の看板が無いんです。

『Billares(ビジャレス)』って言う看板を出して営業しているビリヤード場はたぶん1%以下なんです。
メキシコもドイツなどと同じでビリヤードが趣味の旅行者がビリヤードをするのが難しい国なんです。

ドイツの場合はスポーツ省だか何だか知りませんですけどそう言う御役所がやっているクラブ制度になっているらしいんです。

つまり商売じゃないからその地区に住んでる人はタダで何時間でも撞けるらしいんですけどその地区に住んでる人じゃないとそのスポーツ施設のビルに入れないらしいんです。😣


ドイツでも町中のプールバーみたいな素人の若い衆相手のチョロい場所でしたら旅行者でも球を撞く事は出来るんですけどビリヤードに興味が無いチョロい若衆相手の店ですからテーブルコンディションも悪いですし上手い人も居ないんです。

クリスチャン・ルドルフとかマーティ・ホーンみたいな有名な選手が所属しているようなクラブはその地区に住んでる人じゃないと撞けないらしいんです。


メキシコの場合はドイツみたいにスポーツクラブ制度じゃなくて日本とかアメリカとかトルコとかスペインとかコロンビアとかアルヘンティナなんかと同じでビリヤード場は商売のお店なんです。


つまりクラブ制度じゃないから旅行者の人も撞く事が出来るんですけどビリヤードと言う看板が出てないから旅行者の人はビリヤード場を見つける事が出来ないのでメキシコシティも別な意味で旅行者がビリヤードをする事が難しい所な訳です。


メキシコシティは世界1ビリヤード場の軒数が多いのにビリヤード場の看板が出てないんです。


日本ですとビリヤード場に限らずお蕎麦屋さんでも居酒屋さんでも大抵のお店屋さんが看板とか暖簾(のれん)を出してるんです。
常連さんの固定客以外に飛び込みのフリーのお客さんにも入って欲しいから看板を出す訳です。

日本の場合ですと雑居ビルの中とかマンションの1室で秘密営業している裏カジノの盆だとかマンションの1室で営業しているいわゆるマントルと言うような人たちはお店の看板を出さない訳です。
つまり賭博と売春の業種の場合は官憲の手入れに気を付けないといけないからです。

博打場の裏カジノの方は完全に常連の固定客と常連客からの紹介のクチコミのお客さんだけで店を回す訳です。


マントルの場合は派遣型の風俗じゃなくてマンションの部屋に客が来て本番行為をする訳です。
常連客も居るんでしょうけど風俗情報誌に広告を出したりマンションの郵便受けにチラシなんかを配ってフリーの客を拾う訳です。
広告には携帯電話の番号しか載せて無くて客から電話があったらマンションへの道順とか部屋番号を教える訳です。

これは博奕と売春ですから秘密営業する理由と言うのが判るんですけどメキシコのビリヤード場が表に看板を出さない理由は何か?🤔って言う事な訳です


ビルの2階以上でやってるビリヤード場は大抵そうだと思うんですけど政府に内緒にして秘密営業して税金を払わない人たちみたいです。


何で秘密営業にするかと言うと僕みたいにちゃんと区役所に届けて許可を貰って商売を始めると凄くagua(水👉俗語で賄賂)をタカられてガジられるんです。


僕の場合には300万(※日本円です😣)の水を取られたんですけどそれは僕は聞いていて知ってましたから用意しといたからいいんですけど初めからストレートに「300万円賄賂頂戴」って言ってくれれば「はい300万円賄賂です」って一括で払ってすぐに許可の紙を出してくれたらすぐ営業開始出来るんですけど小出しにチマチマ色々と口実を考えて少しずつガジるから時間を引っ張られるんです。


僕の場合は運が良くて6ヶ月で済んだんですけどメキシコ人相手だと少額ずつガジるから許可が出るまで1年くらい引っ張られるらしいんです。

その間は営業して無いのに家賃だけは大家さんに払わなければならないから大変なんです。

それで秘密営業する人が多いんです。


秘密営業する人たちはビリヤード場をオープンする時に何軒かのビリヤード場に行って自分の知り合いの常連客を自分の店に招待して店の場所を覚えさせたらあとはクチコミで情報が広まって常連客が集まるんです。


プールの台を置いていてトウシロのセイガク連中を主な客層にしているようなビリヤード場の場合はちゃんと税金を払って店の外の壁にBillaresと言う字をペンキで書くお店が多いんですけど大抵のビリヤード場が広告の看板を出して無いんです。


1階で営業しているような店は隠しようが無いですから初めから税金を払って商売してるんです。
僕が昔やっていたビリヤード場もビルじゃなくて平屋の1階の店舗でしたし外国で違法行為をする気はありませんでしたから僕は税金を払ってました。

以前にアーティスティック・ビリヤードの世界チャンピオンのロベルト・ロハスがやっていたビリヤード場は平屋建ての1階にありましたからロハスは税金を納めて商売してたはずですけど広告の看板を出してませんでした。
これはクチコミで充分お客さんが来るからペンキ代とか職人に払う手間賃を掛けたく無かったと言う理由だと思います。

そう言う特殊な理由でメキシコシティは世界1ビリヤード場が多い都市なのに世界1ビリヤード場の広告の看板が少ない都市と言う変な状況に成ってるんです。


画面右上にBillaresって書いてあります。

このお店は3階にあって以前は秘密営業のスリークッションの常連相手の店だったんですけどオーナーが変わってプール台を入れて若衆相手の素人店にしたから広告の看板を出して税金を払う店に成ったみたいです。



昔ロハスがやっていたビリヤード場の休憩スペースです。

休憩スペースって言うかご飯とかを食べるメック場(メックば)です。

ガラスの窓にロゴマークのスティッカーが貼ってありました。



警官のお姉さんの右がビルの上に上がる階段です。

1階は銀行でビルの3階にビリヤード場があります。

どこにもBillaresって書いてませんから常連客以外の人にはここにビリヤード場があると言う事は分からないんです。



前の写真の3階の秘密ビリヤード場です。

ここはソレンソガードが14台にフルホーブンが6台にシュビロットが1台とメキシコ製のレイノーソって言うテーブルが1台ありました。

全部スリークッションのテーブルです。


このビリヤード場もたぶん税金を払って無い秘密営業の店だと思います。
外からは全く分からないです。

このビリヤード場は大きな民家みたいな所で個人の家みたいな作りだから中にビリヤード場がある事は全く分かりません。
僕は人脈のクチコミで色んなビリヤード場に行く事が出来ましたけど僕1人だったら看板が出てないお店は見つける事が出来なかったと思います。

ここはスリーの常連さんも多いんですけどプール台を置いてあるお店で学生さんたちが来るから広告の看板を出してるビリヤード場です。