皆様、おはようございます。ロンドンは真夜中ベッドタイム直前のひと時にまたコンピューターに向かっています。人には質の良い睡眠を取るために、眠る直前までコンピューターのモニターやテレビの画面に松果体をさらさにほうがいいよ!なんて言っているくせに自分はどうよ・・・ごめんなさい。これだから、あまり、知人にはブログのこと教えられないのよね・・・トホホ。


今日は成人式なんですね。新成人の皆様、おめでとうございます。成人の日を迎えてのお気持ちはどうなのでしょう?嬉しい?ドキドキ?なんかよくわからない?かな。


私が成人を迎えた日に書いた日記には「昨日までが未成年で今日から成人だと言われても取り立てて変わったことはない」と書いていました。これが当時の本音でした。


幼稚園の時は、小学生が大人に見えて、でも小学生になってもあまり変わらないと思いました。それで中学生になったら何か変わるだろうと思っていましたが中学生になっても大人になったというカンジはありませんでした。そして、その大人というカンジは高校生になっても大学生になっても、そして社会になってもあまり感じる事ができなくて時々何だか焦りました。


外見だけは年々老けて変わっていくのに年相応というのが未だにピンときません。自分の内側を眺めてみても自分が大人という気分になれず、たいして幼稚園時代と変わらない気持ちがある自分を発見して仕方ないなあと思ったりしています。


ただ、ひとつ言えることは大人という感覚は持ちにくいけど年を重ねたことでいろんな経験をさせてもらって、行動する時の選択することキャパが増えて若い頃に比べると楽に生活できるようになったということかな。年をとるのはステキなことです。生きるのが楽になる部分も増えるから。


おっと、書こうと思っていたことから逸れてしまいました。今日私が書こうと思ったのは成人の年齢のことです。日本の成人の年齢は二十歳ですよね。イギリスの成人年齢は十八歳です。シンガポールの21歳やエジプトの21歳を除いて世界の半数以上の国が成人年齢を18歳にしています。


イギリスも元々は21歳でした。でも1960年代から1970年代にかけて学生運動や政治的な問題、投票権の問題などから18歳に成人年齢を引き下げました。しかし、喫煙と飲酒ができる年齢がほぼ同じだったのに対して今では成人年齢十八歳、しかしお酒を飲めるようになるのは21歳からです。しかも25歳以下の人は自分で買うこともまた25歳以下の者に酒を売ることも法律で厳しく取り締まられているので何だか矛盾を感じてしまいます。要するに21歳になったらお酒は25歳以上の人に買ってもらって飲めるけれど自分で買うのはダメだということです。・・・・わけがわかりません。ワイン


私は時々知り合いの日本人留学生に「へれんさん、一緒にスーパーに行ってワインを買ってくださいませんか」と頼まれることがあります。たとえその学生さんが25歳以上でもアジアの人たちは若く見られるのでお酒を売ってもらえないのです。若く見られるのも大変ですね。


おっと、また脱線してしまった。もう半分くらい脳が眠り始めたのかもしれません。ところで日本でも成人年齢を十八歳に引き下げる法案が出ていました。私は今のところ反対です。年齢を引き下げるのだとしてももっとその理由を明確にそしてもっとそれに対して成人が十八歳ということがしっくりとくるような教育をしてからだと思うのです。


むしろ成人式は二十歳でやって(立志式のように)、しかし公にはもっと成人として扱う年齢はむしろあげた方がいいのだと思います。いや、もしそれが考えられないのなら法律上の成人年齢を二十歳で精神成人年齢は二十五歳くらいに制定してくださるとありがたいな、と思うのですが。


どうしてかというと人間の寿命が延びてきました。随分と昔の寿命は五十歳前後でした。今は七十歳以上ですから子供が子供から大人へと成長するのに随分と時間がかかるようになっていました。私が思うに実年齢を40歳とすると28歳の内なる年齢とします。精神年齢と言ってもいいのかな・・・。とにかく責めて40歳になっても今は昔と違って寿命が延びたので40歳×7割にすると納得できるものがあります。


30歳の人は21歳、20歳は14歳と考えます。皆様、何となく納得できると思いませんか。

それではまたね。


LOVEへれん


ペタしてね

I love you.I’m sorry、Please forget. Thank you.