■企業のソーシャル活用を妨げる最大の「壁」 | ■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

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車いすでの旅行って、不安がいっぱいです。もしも、山形や米沢に旅行に行くなら、どうすればいいの?車いす旅行アドバイザー・遠藤直人がお伝えしますよ。小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館より。

今日もフェイスブック経由でご予約をいただきました…。

車いすでもラクラク安心な宿を目指してます!

遠藤直人
 @Naaot です。

うちだけかもしれませんが…
フェイスブックのご予約は、ゆるいです。

日程くらいしか決まってない。
人数もハッキリしないで「約〇人」。
部屋数もなんとなくぼんやり。
でも、予約になっちゃう。

だって、ソーシャルメディアだから。

じゃらんでも、楽天でもなく、
ホームページの予約フォームですらない。
フェイスブックのメッセージで予約が来ます。

だって、知り合いであり、お友達だから。

まだまだ全体の予約からすれば、わずかですが、新たなチャンネルになっているのを実感しています。

さて、それはさておき…
ひとつ問いたい。

あなたは、ソーシャル派?
それとも、リアル派?

ソーシャルメディアを使っている人ほど、「別にリアルも大事なの知ってるから、どっち派ってわけじゃない」と答えます。

それに対し、リアル派の方は、「ソーシャルメディアは、ちょっと…」みたいな感じで、リアル派!とおっしゃいます。

思うに…
ソーシャル派は、「リアルとソーシャルのいいとこどり派」。
リアル派は、「アンチ・ソーシャル派」。

要は、ソーシャル派など存在せず、いいとこどり派か、アンチソーシャル派なんです。

例えば、誰かに何かを伝えるとき、会う、手紙、封書、電話、ファックス、メール…。
さまざまな手段があります。

この要件なら、会う。
これは、大事だから封書。
デジタルデータを添付して、メールで。
容量が大きいから、メールではなく、DVDと封書。

目的に応じて、手段は変わるものです。
「いいとこどり」は当たり前です。
これは、ビジネスでも私生活でも変わりません。

ソーシャルメディアを使っている人は、この手段を増やしたに過ぎないんですよね。


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「いいとこどり!」すればいいじゃん!

8月21日に仙台でセミナーをさせていただくんですが、そのタイトルもそんな風にしてみました。

日本人は、「和洋折衷」という漢字を生むくらい、異なる文化を吸収する民族だと思うのですが、なぜソーシャルメディアには、「アンチ」になってしまうのか…。

特に、ビジネスでは「アンチ・ソーシャル」な会社や人がけっこういます。

先日、とある大手企業との宴会でのこと。
その会社でも若手の、私よりよっぽど若い人々が参加していました。

「フェイスブック、やってます?」
と問うと、一様にやってないんです。

「この年で?ありえない!」
と思ったんですが、これが企業のソーシャル活用の最大の壁かもしれません。

彼らは、フェイスブックや、LINEなど、きっとやっているはず。
絶対やってるでしょ!とはツッコまなかったですが、やってるはず。

でも、ビジネスシーンで出会った人とは交換したくない。
(え?相手が私だったからとか、ナシね…。^^;)

「もしも、ビジネスでも使うなら、会社用のアカウントもう一個、作らないと…。
でも、それも面倒だからやってないことにしよう。」
という感じに見えました。

「仕事は会社モード。
会社の顔で出会った人とフェイスブックでつながるなんて…。
上司にも私生活バレたくないし。
ソーシャルメディアはプライベート専用です。」
詳しく聞いてませんが、そんな雰囲気。

会社としては、別にやってほしくないからそれでいいんでしょうが…。

もし、会社側がソーシャルメディアの重要性に気づき、「全社をあげてやるんだー!」となったとしても、結局、この壁を打ち破れないと思います。

それは…
「個」を出すという壁。

企業が大きければ大きいほど、
組織において「個」を出すのはご法度です。

これまでそうだったんだから、しょうがない。

組織では「個」を出させない。
個人は「個」を出したがらない。
私生活がチラつくなんて、ありえない。

せっかくフェイスブックをしていても、顔写真じゃなかったり、「個人を隠そうとしているのかなー」、という印象を受けることも…。

それゆえ、ソーシャルメディアの「いいとこどり」ができない。
「もったいないなー」、と思います。

なーんて、考えていたら、もっと伝わる記事があったので、コチラをご覧ください。

短パン社長こと奧ノ谷圭祐さんのブログ

販促や広告に個人を出さないって事は、売上を諦めてる。と言ってもいいんじゃないか。


もはや格言です。^^

ってことで、みんなでいいとこどり目指しましょ。



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