こんにちは。ご無沙汰しています、ひヱいです。
今回は前回の番外編になります。


前回採集した

オオイチモンジシマゲンゴロウ(本州産)

 の給餌風景です。
成虫にクリル(乾燥🦐)を与えると食べますね。
肉食のゲンゴロウ類が食いつかなかった事が無い(雑食のコツブも含む)ので、当然と言えます。
しかし、コイツらを採集した環境で餌となる生物は限られていると思います。
何しろ、他のゲンゴロウ類が皆無に等しい
(オオヒメが一頭入ったのみ)環境なので、普通の種で考えれば、餌となる生物が豊富であるとは思えません。
しかし、コイツらはそれなりに居ます。
繁殖地と成虫の生息地が別 と言う事を踏まえれば、多少は選択肢は増えると考えられます。
他に網に入った水生昆虫としては、オニヤンマのヤゴや、マゴタロウムシ(ヘビトンボの幼虫)
です。何れも大型の肉食昆虫なので、オオイチが捕食出来るとは思えません。逆に捕食される
では、他に何が居たかといえば、ヨコエビ や ミズムシ(甲殻類)。  怪しいのはこの辺り。サイズが10mm以下と手頃且つ動きも緩慢で、オオイチが成虫でも捕食出来そうです。
時期的に蚊は居なかったので、ボウフラは分かりませんが、完全な止水では無いので、主食にはなり得なさそうな気がします。
ただ、泥深い小池にも居たのは居たので、そちらではボウフラを捕食しているかも知れません。
また、Twitterの方でフォロワーの方から
「カニの死骸に集まっていた」
との情報を頂きました。こちらは沖縄での事との事ですが、本州でもサワガニが同じ場所で見られたので、死んでいれば食べていると思います。
本種の特異な点として、
アメリカザリガニ   ウシガエル  
生息する富栄養化した池でも見られる   
  場合があるそうなので、そちらでも死んだり弱ったした個体は食べている可能性があります。
しかし、移動性が強い様なので、狙って観察出来るかは怪しい所。
採集した場所は恐らく安定して生息しているので、
来年行けたらまた観察してみようと思います。

以上、成虫が何を食べているかの考察でした〜