「翼」派か「キッカーズ」派か | おおかみコーチの「子供に水泳教えてます。」

「翼」派か「キッカーズ」派か


パンダ「二足歩行がバレた。」



今年の10月から「キャプテン翼シーズン2ワールドユース編」がスタートして、懐かしさと新しさの融合でまた新鮮な気持ちで観ているが、当時キャプテン翼連載時、後発ながらサッカー漫画として人気だった作品がある。「がんばれ!キッカーズ」だ。


「翼」は小学生時代に1度だけリーグ戦負けて、中学時代は決勝でドロー。翼が入るとほぼ負けなし。さらに必殺シュートやゴールネットを破ったり、ボールが壁にめり込むなどあり得ない表現が多々あるが「キッカーズ」は何といっても弱い。主人公込みでも弱い。必殺シュートなんてありゃしない。でもみんな一生懸命、等身大の小学生に近い。


既に人気だった「翼」や野球漫画の「キャプテン」という作品の影響も受けている。弱い、勝てない、だから頑張る。

アニメ化もされている。アニメでは漫画には登場しない家族やチームメイトの家族などアニオリキャラを増やして、より親近感を与えている。でも2024年現在、なかなか再放送している局がない。有料放送は契約しない主義なのでわからないが、こちらも微妙。


「翼」みたいに夢を追いかけて勝ち進む素晴らしさや勝負強さもいいけど「キッカーズ」みたいに様々な困難や勝てない悔しさをバネに成長していく物語もまた素晴らしい。その後に出てくる「シュート!」っていう作品もまたいい作品で、後にSMAPが実写化している。


昔のアニメとかって「友情、努力、勝利」みたいなジャンプ三原則を代表するように、メッセージ性や教訓めいた作品が多かった。

だから説得力がある。2020年代や令和に入っても映像化、実写化されている。「キャプテン翼」「スラムダンク」「うる星やつら」もそうだしこの後「ドラゴンボール」「キン肉マン」も新作がアニメ化される。でもこれらは当時絶大な人気もあったからな…。

「キッカーズ」「ターちゃん」「銀河-流れ星銀-」「奇面組」このあたりの再映像化はちょっと難しいか?