歌は聴かせるより届けることなんだなぁ
まぁ平成だったら、これも当たり前にスルーしていただろうし、まさか全て休まず働く従業員はいる?いても数人だろう。でも令和になって、コロナ禍を経て、みんな考え方が変わったからな〜これをブラックに取るかどうか。
フジで「オールスター合唱バトル」って番組を観た。
面白かった。歌うまアスリートの「HERO」で不覚にもボロ泣きしてしまった。出演者も泣いていた。
歌うまって言うけど、正直演歌チームや歌うま芸人チームに比べたら実力はだいぶ劣る。でも彼らが現役の頃の映像が映ると涙腺大崩壊。
あれはちょっとね〜でも久々に泣いたわ。
フジは年末は大概「逃走中」だけど、次はこっちの方がいいんじゃないか?モノマネチームも良かった。クオリティ半端ない上に上手いって凄すぎ。ママタレントチーム、あとアーティストチームか。Toshlさんは反則。ひとりズバ抜けてる。「千の風」の秋川雅史さん、「HOME」の木山裕策さん、「CHEMISTRY」川畑要さんら実力者をあえて主旋律から外しても凄い。
演歌チームはもう余裕もあるし、基礎がしっかりしているから言わずもがな。
大晦日に観たいなぁ。紅白より面白かった。
そうだよな、「歌」って本来そういうもんだよなって思わせてくれた。K-POPみたいにダンスが主流で口パクかなんか知らんけど、ボソボソ歌って「魅せる」ことが当たり前になってて、合唱は努力とそれぞれの歌声がしっかり色濃く表れて、演歌界でも大御所の山川豊さんがYOASOBIの「アイドル」に苦戦していたけど、ベテランでもこうして挑戦していく姿勢が凄い。
近年の紅白はパフォーマンス重視しすぎて、K-POPとかけん玉とかまさに好まれる傾向にあるけど、なんか違うんだよね。本来の歌を届ける役目からズレてきている。それに気がつかないと紅白ってますます世間から離れていく気がする。