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2025年度作品
イギリス/アメリカ


監督=サイモン・カーティス

脚本=ジュリアン・フェロウズ


キャスト=ヒュー・ボネビル(ロバート・クローリー)グランサム伯爵
      ローラ・カーマイケル(イーディス)
      エリザベス・マクガバン(コーラ)
      ミシェル・ドッカリー(メアリー)
      ジョアンヌ・フロガット(アンナ)
      ブレンダン・コイル(ジョン・ベイツ)
      ジム・カーター(カーソン)
      フィリス・ローガン(ヒューズ)
      ロブ・ジェームス・コリアー(トーマス・バロウ)


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(感想)
ついに本当の終わりを迎えた。


今回は
ストーリーがどうとかというより
まさにおしまい、
お片付けをしたような印象。

ファンへのさよならの挨拶かな。



最後にディムマギースミスを偲んでとコメントが出たが、
彼女の死と共に
この物語も本当の
本当に終わってしまったんだなと

寂しい気持ちになった。

作品自体は
前回の「新たなる時代」では
バイオレット(マギー・スミス)の死で
締めくくられたのだが、
現実にも二年ほど前にマギー・スミスが他界してしまった。



グランサム伯爵家の
メアリー
イーディス
そして早くに亡くなってしまったシビル3人姉妹‥‥
シビルについては
もう少し出演してほしかったが‥‥。



メアリーは今回もまた
やらかしてしまったが、
そういう恋愛事情も
品よく描かれている。

イーディスは

英国貴族の誇りを備えた強い

女性に成長し、メアリーの窮地を

救う。

メアリーと離婚したという
夫役マシューグードは
ワンカットも出てこなかったのは
違和感。
モールズリーさんは相変わらず
トボケた感じ。
ロバートも
カーソンさんも
パットモアさんも
みな
次世代へ繋ぎ
一線から退く。

ベイツさんとアンナは、大変な目にあうことが
多く波乱万丈だったが、それも今は落ち着いて
平和に和やかに過ごし、あらたな子供も授かっていて
幸せそのものでホッとする。


世代交代のお話だが、
ダウントンに
最後
メアリーだけが残るシーンは、
感極まって泣けてしまった。

 

回想シーンで

マシューやシビル・・・

様々な人の顔が見られて

懐かしいやら寂しいやら。


ヴァイオレットの肖像画で
締めくくられたこの物語の真の
主役はヴァイオレットであり、このダウントンアビーの
お屋敷そのものだった。
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テレビシリーズでは2014年から見始めたからもう
10年以上前になるんだ。
長い・・・
大好きなドラマだったわ。

英国貴族というのが魅力的だし、建物、風景、衣装・・・これが
素晴らしい。
そして忘れてならないのが音楽。
この作品にピッタリの素晴らしい劇伴。
テーマ音楽。


この物語の中で一番好きだったのがやはり
バイオレット夫人。
いつもシニカルで軽妙洒脱な一言を放つ。
厳格だが、寛大な懐の大きさも感じさせるし、
子供のような負けん気の強さもあり
面白い人物像だった。

この方の存在はとても大きかった。
本物の貴族のような高貴さと上品さを持った
まさに「ディム」の称号にふさわしい俳優さんだった。

長い間、見てきたので
これで本当に終わりかと思うと
けじめがついた反面、名残惜しい気もする。

素晴らしい物語を有難う。
貴族の暮らしや当時の社会情勢を垣間見る
ことができ、とても楽しかった。

またこのような作品に出合えることを
切に願っている。