門田隆将氏「日本救う使命果たした」
2013.7.10 07:18 東日本大震災

 吉田昌郎元所長らに取材し、福島第1原発事故のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」を執筆したジャーナリスト、門田隆将(りゅうしょう)氏

 「この日本を救う役割、使命を負って生まれ、

それを果たしたことで去っていってしまったのではないか。

官僚主義的と批判される東京電力の中でも

破天荒なタイプだった。

取材時も『隠すことは何もない』と全て赤裸々に語ってくれたのが印象深い。

 全電源喪失という絶望的な状況でも、

次々とアイデアを出し、原子炉を冷やす水の

ラインを数時間のうちにどんどん大きくしていった。

リーダーシップだけでなく、

技術や機械にも詳しいオールマイティーの人。

部下たちからも信頼が厚く、『吉田さんじゃなかったらだめだった』と口をそろえていた。

私たちは、事故当時に吉田さんが福島第1原発に

いたことを感謝しないといけない」

(産経ニュース   転載終了)






*事故後、福島第一原発に入り

初めて吉田所長にインタビューし、TVで

それを流したのは

青山さんでした。

青山さんも、吉田所長を評価していました。

事故当時の責任者で、世間では批判も

あるようですが、あの事故の拡大は

菅直人の責任が大きいと思います。

菅の、判断ミス、妨害、がどれだけ

事故後の処理を遅らせてしまったか。


吉田所長はそういう、未曾有の事故と、

東電本社と菅の意向や邪魔が交錯し

乱れる中で、何とか踏ん張ってくれたのだと

思います。



謹んでご冥福をお祈り申し上げます。