陸自、都内“武装行進” レンジャー訓練、42年ぶり

2012.6.12 11:08

 小銃を携帯した迷彩服姿の陸上自衛隊員が12日、東京都板橋区と練馬区の市街地を徒歩で行進した。陸自によるとレンジャー隊員養成訓練で、武装して都内の市街地を行進するのは、1970年から42年ぶり。

 今回訓練するのは、23区を警備区とする部隊で、

陸自は「災害派遣に備えるためにも、

市街地の行動に習熟する必要がある」と説明するが、

陸自内部にも「災害現場で銃が必要なのか」と

批判する声があった。

 一部住民が、訓練中止の仮処分申請をしたが、

東京地裁が11日に退けた。

 陸自によると行進するのは、板橋区の荒川河川敷から練馬区の練馬駐屯地までの約6・8キロで、15人前後の隊員が、歩道を行進。

 レンジャーは、偵察や奇襲攻撃のための特別な訓練を受けた遊撃隊員。陸自によると、隊員は極めて困難な環境でも任務が実行できる能力を持つという。
(産経新聞)




翡翠のブログ


*反対派ばかりのような報道をするマスコミも

あったようですが、このように日の丸の小旗を

振って、応援をする国民も少なからずいたようです。


色々読んでいますと、かなり過酷な訓練です。

「いざ」という時のために日ごろの訓練は

欠かせないものです。

「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」を

体現させる自衛隊の諸君。

感謝し尊敬こそすれど、どうして

反対し非難することなどできようか。


市街地での訓練に、殊更に恐怖心を抱き

血相変えて反対を叫ぶのは

過剰な反応だと思います。


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(レンジャー訓練の動画)



映画もあるようですね。


ドキュメンタリー映画

「幹部レンジャー 91日の訓練」








強固な意志をもって、どんな困難にもくじけない様を表す言葉がある。

―不撓不屈―

 未曾有の大災害となった3.11大震災。救出、避難支援、原発事故対応と、まさに不撓不屈でこの国難に挑んだのが自衛隊だった。不撓不屈で任務を完遂する力。過酷な訓練を重ねているからこそ彼らにはそれがある。中でも過酷な訓練の象徴とされるのが“レンジャー訓練”である。本作ではこのレンジャー訓練のひとつ、陸上自衛隊の幹部レンジャー訓練にカメラを入れた。延べ91日に渡る訓練の密着ドキュメントである。


 この訓練の果てに彼ら訓練学生が手にするものが、ダイヤモンドをモチーフとしたレンジャー徽章。そして万物で最も硬いこのダイヤモンドが象徴しているのが他ならぬ“不撓不屈”である。心身に苛烈な負荷をかけ、戦場さながらの様相を呈して続いていく訓練のクライマックス。人間がその限界において発する魂の律動は、見る者を心の奥底から揺さぶることだろう。本作は、全国から集った訓練志願者たちが、まさに不撓不屈のダイヤモンドへと研ぎ澄まされていく姿を克明に映し出した、奇跡のドキュメンタリーなのである。


 監督は『長髪大怪獣 ゲハラ』『MM9』等で物語の中の自衛隊を描いてきた俊英・田口清隆。本作では自ら撮影者として訓練に密着。本物の陸上自衛隊、しかもレンジャー訓練だからこその揺るぎない彼らの肉体と精神、そして誇りを見事にカメラに収めている。
(映画紹介文より)

http://www.ranger91.net/




●レンジャーは部隊の呼称ではない
陸上自衛隊における“レンジャー”とは、レンジャー教育課程を修了した者に付与される特殊技能資格のことであり、レンジャー部隊といった特定の常設部隊があるわけではない。


●レンジャー資格者に求められるもの
レンジャー資格者に求められるのは、少人数で敵陣深く潜入、重要拠点への破壊工作を行う等の任務を完遂する能力である。こうした遊撃行動においては大規模な部隊と異なり、前線で食料や弾薬の補給が受けられない場合も大いに想定される。このため、どんなに過酷な状況下でも任務を完遂する不撓不屈の気力体力が求められる。


●レンジャー教育課程=陸上自衛隊で最も過酷な訓練
レンジャーとして必要な基本的知識・技術の習得と体力の練成を主とした基礎訓練と、実際に演習場などで行う戦闘状況を想定した行動訓練から成る91日に及ぶ訓練。陸上自衛隊で最も過酷な訓練と言われている。この訓練を修了したものだけがレンジャー徽章を授与され、レンジャー資格者となる。


●レンジャー徽章=不撓不屈の象徴
まわりの月桂樹が勝利を、そして中央のダイヤモンドがいかなる困難にも負けない不撓不屈の精神・肉体を象徴するのがレンジャー徽章である。この徽章を付けた者は、過酷なレンジャー訓練を乗り越えた者として、一般隊員からも尊敬の念を持って見られると言われている。


●返事は「レンジャー!」の一言
レンジャー教育課程の期間中において、訓練学生は教官やその補佐をする助教から指示があった場合、すべて「レンジャー!」とのみ返事をするものとし、口答えは許されない。