2月11日、建国記念日をお祝いする集いがあり、

大阪へ行ってきました。(神社庁にて)

会場はいっぱいの人!

座席が足りなく、椅子をかなり出して対応されていました。


皆で国歌斉唱、「紀元節」を歌って祝いました。

「紀元節」は、母が歌っていたのはチラッと

記憶していますので、聞き覚えがありました。


思えば日本人でありながら知らないこと、身についていないこと

などがまだまだ多いので、もっと勉強していきたいです。



そして中東弘さんの講演会がありました。


「古事記編纂1300年」



・日本は古いことを勉強しないといけない

・ポーランドの大学に日本学科がある。

ロシアに勝ったすごい国、ということで日本を勉強する為に

学科ができた。

追求すると結果、日本の根本は「神道」があることに行き着く。

・日本人は神道など古臭いと思っている。

・日本が今まで国難を乗り越えてきたのは、

天皇を中心として国民が一致協力できたから。

・先人の知恵を学ぶ・・・・山のようにある教え

・日本の文化は全て「神話」から繋がっている。

(根本)

・今は神話を教えないので根幹がわからない。

・米を粗末にしても平気。習っていないからわからない。

・日本では「華道」「茶道」「剣道」「柔道」など

「道」がつく。

・それは神に近づく道であり、「心」に重点をおいている。

・勝った負けただけではない、「稽古」が大事である。

・神様の力によって「生かされている」

・ゆえに感謝の心を持つ。

・来年は、伊勢神宮二十年に一度の遷宮、

出雲の六十年に一度の遷宮の巡り合わせの年。

・これにより、人々の心が変わっていかないと滅びる。

・感謝の心を持つと慈悲の心が芽生える。



(以上、お話をざっと羅列しました。簡単すぎてすみません)


古事記のお話などももっとされていたのですが

興味深く聞きました。

古事記もダイジェスト版ですが、昔に呼んだことがあります。

そして、まだ私の小学校時代には先生が

因幡の白兎や海幸彦、山幸彦などのお話を

してくれました。それが「古事記」のお話だと知ったのは

少し後でしたが。

修学旅行は「伊勢神宮参拝」で、

天照大神のお話などその当時聞きました。

ヤマタノオロチの冒険譚などね。

勇猛果敢で、ワクワクする楽しさがあったので

小さいお子様のいらっしゃるお母様は

是非、お話してあげてください。

世界には、ギリシャ、ローマ神話

北欧神話などありますが

日本のように神話から今の日本の歴史に繋がっている国はない

ということです。

神秘的で興味深い日本。


奇しくも大阪TVの「たかじんNOマネー」でロバート・キャンベル氏を

ゲストに迎え、日本、日本文化などの魅力について

特集していました。

今は、日本人自身が、日本文化を詳しく知っていない、という

状況があるのではないでしょうか。

簡単に触れるには昔の「邦画」を観るのもいいと思います。

ちなみにキャンベル氏が日本映画で一番好きなのは

「雨月物語」だそうです。

確かに溝口健二監督のこの作品は演出は勿論、

物語といい、映像(キャメラは宮川一夫)といい

役者といい、セット、小道具、に至るまで

日本の持つ繊細な美を追求していて

一見の価値があります。


私自身も少し茶道を習ったり、華道も習っていましたが

まだまだ日本文化は奥が深いので

国籍は日本ですが真の日本人かというと

疑問があるので「日本人」になるために

今後も勉強に邁進していきたいです。

「古事記」も、もっとちゃんと読みたいと思います。


「日本人」になりたい。

切にそう思います。