第1章 幸福実現党宣言
 『幸福実現党』の目的は、「幸福の具体化」「この世的ユートピアの実現」にあります。その障害となるべきものが、現行の日本国憲法の中に幾つかあります。憲法前文、天皇制、憲法九条、信教の自由の問題など、内容的に隙、矛盾が数多くあるため、憲法を自分たちの幸福にとってふさわしいものに変えていく必要があります。


ここで、幸福の具体化、この世的ユートピアの実現に「天皇制」は障害である。

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最近、近所でも数箇所で幸福実現党の


ポスターを目にする。


今日は凱旋車が走っていたのを見た。



そして先週の新聞には、この党の考える


憲法が掲載されていた。



現憲法の九条を廃棄し、危険があれば敵基地攻撃


をもいとわぬ、という。


随分、勇ましいものである。


確かにその点は支持できる。




しかし・・・・である。


その憲法の第一条には「天皇」が記載されていない。


確か第十四条あたりで「天皇」と言う文字は出てくるが


「天皇制」と書かれている。嫌な感じが


したが、幸福実現党のホームページを見れば


案の定、上に示したような文言が明記されていた。





これでは全く話にならぬ。「天皇制」が「障害」になる、と


言い切っている。


今の憲法でさえ、第一条に「天皇」が記されているのに


あまりに酷すぎる。




大体、何の為に大日本帝国は戦ったのだ。



終戦の講和にしても、天皇を中心とする


國体護持、その一点が、最後の最後まで


あとはどれだけ譲って妥協しても


そのことだけは、譲れなかったのではないか。




まあ、こんなカルト教団はほとんど


相手にされないだろうが、


ちょっとまともなことを言うのかと思いきや


結局はこれも反日であって、従来型のサヨクと


少し言い分を変え、より過激に為っただけの


端にも某にも掛からない狂信的集団なのだ。




國体護持、靖国神社参拝、など


私が求めるものを明確に掲げる党は何処に。