NHK、大河ドラマ「天地人」でサブリミナル的?演出

5月14日6時35分配信  読売新聞

 NHKが今月10日に放送した大河ドラマ「天地人」の中で、肉眼で確認できないほど短いカットを挿入し、人の潜在意識に働きかける「サブリミナル手法」に似た演出を使っていたことが、13日わかった。

 NHKによると、本能寺が爆発するシーンの直前、ドラマタイトルの「天地人」に対応する空、水田、明智光秀役俳優の横顔の3カットが計0・2秒間挿入され、複数の視聴者から「サブリミナル映像ではないか」という問い合わせがあった。

 映像作品のサブリミナル的手法については、1994年の映画「RAMPO」で論議を呼び、NHKは「通常知覚できない技法で、潜在意識に働きかける表現はしない」とする自主基準を定め、日本民間放送連盟も「公正とはいえず、放送に適さない」という放送基準を示している。

 NHKは、「死を目前にした織田信長の気持ちを印象的に伝えるための演出。短いながらも知覚できるカットで、サブリミナル手法にはあたらない」と説明している。

最終更新:5月14日6時35分

読売新聞

(転載終了)

サブリミナルといえば、

嘗て奇しくもNKHで放映されていた「刑事コロンボ」

シリーズの中でサブリミナル効果を利用した殺人を

描いた[意識の下の映像]を思い起こします。

そのドラマの中で初めて「サブリミナル」という言葉を

知ったのでした。

その手法を用いることは

危険で、無意識の中に入り込み刷り込むことは

禁止されて久しいことです。

例の「プロジェクトジャパン」でも

サブリミナル映像が挿入されているのではないか

と言われる中、またぞろこういう始末です。

そして「サブリミナル映像にはあたらない」とNHK側は

開き直って、謙虚な姿勢は微塵も見せず

「プロジェクトジャパン」の時と同じような態度です。

もうそろそろこんな横暴を黙って見過ごす訳には

いかないでしょうね。

マスコミ、特に映像を使用するメデイアというものは

それ自体が権力となり

人への影響を多く与えるという点から

ある意味、劇薬(毒)にもなりかねないからです。