「障害者」誰が見ても、別になんて事のない、ただの言葉。


それを「害」の字がマイナスイメージだから


「障がい者」と、 「害」の字をひらがなにするという。


すでに共産党などは、そのチラシなどに「障がい者」と記述しているが


このほど公明党も、その「漢字つぶし」、に参加する模様である。


皆でよってたかって、日本から漢字をなくす気か。


以前から気になってはいた。


例えば新聞などでも「改ざん」と、こういう風にまぜ書きしている。


何故「改竄」と書かないのだ。国民をバカにしているのか。


どうせ、国民には読めないだろう、と見下しているのか。


それとも、読めないから平仮名にせよ、というクレームでも来ていたのか。


よし例え来たとして、それほど多かったのか、国民の80~90%ほども


苦情があったのだろうか?


人は安きに流れると、堕落しやすくなる。人はそれ程強くない。


意志が強固な人もいるが、多くはそれほどでもない。


安易を覚えれば、困難がより重く感じる。


易しい勉強で慣れた脳に、難しいものは入り込みにくい。


幼い頃から漢字でも何でも(漢語や論語)詰め込めば


柔らかな頭には水がしみこむように入り込む。


初等教育の間こそ、漢字漬けにしても良いくらいだ。


それなのに、簡単にし量も減らしあげく、人間は勉強が全てじゃない


などと口先だけ甘いことを言う。


ラクな方へ傾くのは当然だ、まして未熟な子供なら尚更だ。


子供の「供」も良くないといって「子ども」と表記したりもする。


なんという愚かな事だろう。字にいちゃもんを付けているのである。


因縁をつけているのである。言いがかりなのである。


こんなに重箱の隅を突付くような「姑スタイル」だと


本当に言葉狩り、漢字狩りが蔓延し、日本語を崩壊させてしまう事になる。


国語を守る会(というものがもしあれば)から、抗議してもらえないものか。


このままじゃ、罪も無い言葉達が「冤罪」のために


世の中から葬り去られてしまう。


危機を感じる。