日本国と日本国民の行く末に、平和と安全を。人々の暮らしに、落ち着きと希望を。そして子どもたちの未来に、夢を。わたしは、これらをもたらし、盤石のものとすることに本務があると深く肝に銘じ、内閣総理大臣の職務に、一身をなげうって邁進(まいしん)する所存であります。
わたしは、悲観しません。
わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑念も抱いたことがありません。時代は、内外の政治と経済において、その変化に奔流の勢いを呈するがごとくであります。しかし、わたしは、変化を乗り切って大きく脱皮する日本人の力を、どこまでも信じて疑いません。そしてわたしは、決して逃げません。
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改革による成長とは何でありましょうか。それは日本経済の王道をゆくことです。すなわち、新たな産業や技術を生み出すこと、それによって、新規の需要と雇用を生み出すことにほかなりません。「新経済成長戦略」を強力に推し進めます。
阻むものは何か、改革すべきものは何か。それは規制にあり、税制にある。廃すべきを廃し、改めるべきは改めます。
強みは何か。勤勉な国民であり、優れた科学と技術の力です。底力を解き放ちます。日本経済は、幾度となく厳しい試練に対して果敢に応じ、その都度、強くなってきました。再び、その時が来たのであります。
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日米同盟の強化。これが常に、第1であります。以下、順序を付けにくいのをお断りした上で、隣国である中国・韓国やロシアをはじめアジア・太平洋の諸国とともに地域の安定と繁栄を築き、共に伸びていく。これが、第2です。
人類が直面する地球規模の課題、テロ、温暖化、貧困、水問題などに取り組む。第3です。
わが国が信奉するかけがえのない価値が、若い民主主義諸国に根づいていくよう助力を惜しまない。第4です。
そして第5に、北朝鮮への対応です。朝鮮半島の安定化を心がけながら、拉致、核、ミサイルの問題を包括的に解決し、不幸な過去を清算し、日朝国交正常化を図るべく、北朝鮮側の行動を求めてまいります。すべての拉致被害者の一刻も早い帰国の実現を図ります。
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以上、所信表明抜粋
全文ではありませんが、こういう部分だけみても、
支持できる事をはっきり言ってます。
「悲観しない」「逃げない」とも、はっきり言ってます。
安倍氏の時も、福田氏の時も、「はっきりしない」と言って批判されていたのですから
これは認めていいんじゃないか。
野党は、国民に対するメッセージがなかった、と言ってましたが
本当に全部きいたのだろうか?
今の日本には、こういう「明るい」空気は必要だ。
「明るさ」「希望」「安心」「落ち着き」
そう、、演説の中にも出てきたが、「落ち着き」も必要で
重要なキーワードだ。
今の日本には全てに落ち着きがない。
景気もそう、一秒も待てない。勿論急を要する職種、企業もあるのはわかる。
しかし、取り合えず落ち着こう。一旦荷を下ろそう。
「急くな、急くな、急いてはことを仕損じる。」というが本当にそう思う。
結果を急ぎすぎるのだ。待ちきれずに切れる。
危機の時ほど落ち着かねばならぬ。
落ちつかねば、足元をすくわれる。
どの国も、良い時もあれば悪い時もある。
長すぎる不況で、それが普通の感覚になった国もある。
しかし、何とか切り抜けなければ為らない、そのためには
政治にだけまかせていても駄目で、やっぱり国民も地道に努力するしかない。
特効薬はないし、あっても副作用がきつい。だから先人がやってきたように
コツコツ地道にいくのが、結局は早いのだ。急ぎすぎては為らない。
その時、判断を誤る。
