もし私が慢性疲労症候群にならなかったら、子供は望んでいなかっただろう。病気が、私の考え方を変えた。病気に罹って自分が辛くても、それでも家族や他人を思いやれる人もいるというのに、私はどんどん自己中になった。

妊娠4ヶ月を過ぎて、つわりが軽くなって食べたいものをいっぱい食べられるようになった。それと同時に、慢性疲労症候群の症状がほぼ無くなっていることに気づいた。

つわりと症状が軽減し、身体的にも精神的にも余裕ができた時に、はっ、と我に返って、自分の為だけに妊娠、なんて、なんてことをしてしまったんだろうと後悔の嵐。一番に子供のことを考えなければいけなかったのに。今は奇跡的に慢性疲労症候群の症状が落ち着いている。妊娠するとなんとかいうホルモンの量が通常の何百倍にもなるらしい。妊娠によって身体に起こる様々な変化が、慢性疲労症候群に一時的に良い変化をもたらしているのだと想像できる。そのホルモンは出産後急激に減って元に戻るのだそう。その時に今までにない症状の悪化を経験するかもしれない。医学的に根拠が証明されていない、仮定の話だけれども。

自分の子供にどれだけの事をしてあげられるかわからない。子供を外に遊びに連れて行ったり、子供の誕生日会なんてできそうにない。親としての責任を果たせるのか、自信がない。こんな身勝手な理由と覚悟で子供を産もうとしている自分は、許されるのか?