あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です
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★もんたあしゆくはれぬむら
 けきてほろひみとめさせ
 おちいるやわにねそへり
 よのすえをまなふかつこう

☆モンタージュ配れぬ村
 劇で滅び認めさせ
 陥る夜話に寝そべり
 世の末を学ぶ学校

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です

02471

★ちへせほね

 さえわたるろつかん

 よをいやすなも

 みこにそむけは

 しきゆうのおくまて

 とめられぬひあふり


☆地へ背骨

 冴え渡る六感

 世を癒す名も

 巫女に背けば

 子宮の奥まで

 止められぬ火炙り


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★やむもりよひて

 えたへぬけおち

 ほうわにあそふくろねこは

 しゆらのみつをなめ

 ときすまされるかんせい


☆病む森呼びて

 枝へ抜け落ち

 飽和に遊ぶ黒猫は

 修羅の蜜を舐め

 研ぎ澄まされる感性


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★ろくかつのねはんもすけ

 ふりやまぬむをせにゆわき

 みなそこうめるあしさい

 よへおほれえらてとひたち


☆六月の涅槃も透け

 降り止まぬ無を背に結わき

 水底埋める紫陽花

 夜へ溺れ鰓で飛び立ち


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★ゆうやみへほしはきえ

 ろんとにあわせまいおり

 てつかくするねこむれをぬけ

 さひたよそらのふちもなめ


☆夕闇へ星は消え

 輪舞曲に合わせ舞い降り

 哲学する猫群を抜け

 錆びた夜空の縁も舐め


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★さかうえよりもとせぬ

 むておわるそらやまち

 みなつきへふねをたし

 あめのくにゆけは

 すいれんほころひ


☆坂上より戻せぬ

 無で終わる空や街

 水無月へ舟を出し

 雨の国行けば

 睡蓮綻び


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★むせかえるされき

 あおそらもはこにやすんて

 ゆめまほろしのわをぬけ

 ひみようないちへ

 たとりつくふね


☆咽せ返る砂礫

 青空も箱に休んで

 夢幻の輪を抜け

 微妙な位置へ

 辿り着く舟


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★もしのかりゆうと

 らせんまきあけ

 やそさめぬ

 よみちにねころへ

 わすれたくないむは

 るひをふつておほえ


☆文字の狩人

 螺旋巻き上げ

 耶蘇醒めぬ

 夜道に寝転べ

 忘れたくない無は

 ルビを振って覚え


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★そとねもせすに

 ほころふつきはぬれけしよう

 あかちやんみたいな

 おまえをさわり

 ゆめへくるむてのひら


☆外寝もせずに

 赤ちゃんみたいな

 綻ぶ月は濡れ化粧

 お前を触り

 夢へ包む掌


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★あんにゆいかてをつなき

 ほうらくのひおとすれる

 しわよせはやみへそろえ

 ぬまもけふりねむさたちこめ


☆アンニュイが手を繋ぎ

 崩落の日訪れる

 皺寄せは闇へ揃え

 沼も煙り眠さ立ち籠め


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★よくほうもつてをわすれ

 ゆめやのそみかなえる

 あおむらさきにはしりぬけ

 ひとたまねころふちへいせん


☆欲望持つ手を忘れ

 夢や望み叶える

 青紫に走り抜け

 人魂寝転ぶ地平線


あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です
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★ほしゆるみ
 さりとてそれも
 やむをえぬ
 きおくちかいの
 せけんにあわす
 よはこたまひめ
 うつろふねならへ

☆星弛み
 然りとてそれも
 已むを得ぬ
 記憶違いの
 世間に合わす
 夜は木霊秘め
 うつろ舟並べ