あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です
02861
★ゆめへおこされ
 やみをふせちえのわもつ
 ほろひようとするそらぬり
 あたまてはなしむねにきくかんけい

☆夢へ起こされ
 闇を伏せ知恵の輪持つ
 滅びようとする空塗り
 頭で話し胸に聴く関係

02862
★はらをかい
 おくりわすれた
 とけのこる
 やむゆひさきに
 よへぬなそろえ
 ちまめつふして
 ほねみせあうもん

☆薔薇を買い
 贈り忘れた
 棘残る
 病む指先に
 呼べぬ名揃え
 血豆潰して
 骨見せ合う門

02863
★たちあおい
 てつへんさけは
 かえるそら
 きのうほころひ
 われにねむりよふ
 やとすまもなく
 しぬゆめをみせ

☆立ち葵
 天辺咲けば
 帰る空
 昨日綻び
 我に眠り呼ぶ
 宿す間もなく
 死ぬ夢を見せ

02864
★ほろふくに
 しんするものを
 ひとつたけ
 ゆめよなそれは
 みこねむいわから
 やせておちあう
 ぬまへきえさり

☆滅ぶ国
 信ずるものを
 一つだけ
 夢夜なぞれば
 巫女眠い輪から
 痩せて落ち合う
 沼へ消え去り

02865
★まほろのかわひくれより
 おともらえそうなあさへ
 ふつてきたねはんすぬけ
 いちこしやむにるゆめをみせ

☆まほろの河日暮れより
 音貰えそうな朝へ
 降ってきた涅槃図抜け
 苺ジャム煮る夢を見せ

02866
★あふれおちるねは
 よこむきのやみもさそつて
 ぬすんたほしをならへかえ
 とけいまわりにゆめひろうくせ

☆溢れ落ちる音は
 横向きの闇も誘って
 盗んだ星を並べ替え
 時計回りに夢拾う癖

02867
★かみとあくまをひてたはね
 さいほうふんれつするゆめ
 よこむきにちのわもぬけ
 やしろへえなそらせおり

☆神と悪魔を火で束ね
 細胞分裂する夢
 横向きに茅の輪も抜け
 やじろべえなぞらせ居り

02868
★むへぬけさるうしろみて
 ほくやおまえのせんれいも
 ことはあそひをかきつらね
 ふたりになわすよちゆめ

☆無へ抜け去る後ろ見て
 僕やお前の全霊も
 言葉遊びを書き連ね
 二人担わす予知夢

02869
★ほこらにおきて
 ぬすみあそふわさ
 ゆめはせろへとけ
 ひやくねんのちも
 またかえれるよう
 いしをつむなり

☆祠に掟
 盗み遊ぶ技
 夢は零に溶け
 百年後も
 また帰れるよう
 石を積むなり
 
02870
★むをほとき
 あめつちへおく
 みなかぬし
 りようてひろけ
 こにふれふるやはね
 せいさのもすそ
 まんたらゆわえ

☆無を解き
 天地へ置く
 御中主
 両手広げ
 弧に触れる矢羽
 星座の裳裾
 曼荼羅結わえ
あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です
7652
★みかんのいきしによひとめ
 ませあわすうむへゆたね
 さもなくはやけおちるそら
 ほころふぬりえをつれて

☆未完の生き死に呼び止め
 混ぜ合わす有無へ委ね
 然もなくば焼け落ちる空
 綻ぶ塗り絵を連れて



あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です
02851
★くろねこのようにつめをとき
 またはむへふれるかみそり
 ひらけぬほちもてんしやさせ
 ゆわえなおすあい

☆黒猫のように爪を研ぎ
 または無へ触れる剃刀
 開けぬ墓地も転写させ
 結わえ直す愛

02852
★とこやみの
 かせはつむしに
 まきすさひ
 たいろくてんへ
 ほねそなえ
 ゆめふらり
 わをぬけおちる
 あれもよう

☆常闇の
 風はつむじに
 巻き荒び
 第六天へ
 骨供え
 夢ふらり
 輪を抜け落ちる
 荒れ模様

02853
★ふねぬらすあめはこやみ
 かせそろえてにしむきへおれ
 さんほのようなたひを
 ゆつくりまわるとけいもち

☆船濡らす雨は小止み
 風揃えて西向きへ折れ
 散歩のような旅を
 ゆっくり回る時計持ち

02854
★しようもんのかみをまね
 むくろひとつきりさいて
 ゆめはやけこほれるすなえ
 おにわたらせぬちへあそふ

☆縄文の神を真似
 骸一つ切り裂いて
 夢は焼け零れる砂絵
 鬼渡らせぬ地へ遊ぶ

02855
★らせんへふきぬけるみす
 あめつちうはわれむねによりしろ
 なそおほえたてのことも
 まゆをひくいやさか

☆螺旋へ吹き抜ける水
 天地奪われ胸に依代
 謎覚えたての子供
 眉を引くいやさか

02856
★せろへもとるほねけすれは
 ひそむしゆこんみやふつて
 くちぬわをおさめなから
 あたりまえのようにいき

☆零へ戻る骨削れば
 潜む呪禁見破って
 朽ちぬ輪を納めながら
 当たり前のように生き

02857
★つきふねおち
 いわくらにすむ
 るろうのかみも
 あそへぬよゆえ
 やまをさり
 ほしたれこめて
 なひけはせんと

☆月船落ち
 磐座に棲む
 流浪の神も
 遊べぬ世故
 山を去り
 星垂れ込めて
 靡けば遷都

02858
★おともらさぬほねを
 ちなめまわすように
 しみへんのはてひく
 きたあつふれ
 ゆりかこそろえ
 けむるせいや

☆音漏らさぬ骨を
 血舐め回すように
 ジミヘンの歯で弾く
 ギター潰れ
 揺り籠揃え
 煙る聖夜

02859
★むちつしよにはなたれ
 こそるふやもゆめのかけら
 ひろうりんねすへてきさみ
 おまえとほくをぬいあわせ

☆無秩序に放たれ
 挙る不夜も夢の欠片
 拾う輪廻全て刻み
 お前と僕を縫い合わせ

02860
★むをこえて
 よはねにたらぬ
 もしそあり
 つふやきのまと
 れんさへうかひ
 おほろけなちす
 ゆめみるわくせい

☆無を越えて
 四八音に足らぬ
 文字ぞあり
 呟きの窓
 連鎖へ浮かび
 朧気な地図
 夢見る惑星