あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です
7620
★つかみそこねたほしのいち
 まるさきわめてうむならへ
 ともすれはふくせんあり
 よにおえぬやゆをひろけ

☆掴み損ねた星の位置
 丸さ極めて有無並べ
 ともすれば伏線あり
 夜に負えぬ揶揄を広げ

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です
02531
★やわらかくあおよせ
 よろこふむね
 もんぬけほそみちへ
 とうめいなれえるにのつて
 はしりたすゆひさき

☆柔らかく青寄せ
 喜ぶ胸
 門抜け細道へ
 透明なレールに乗って
 走り出す指先

02532
★きまくれなねこのように
 ゆらさぬわもおいやふり
 そろつてほしをあむ
 ひかけへはみたす
 せんちめえとる

☆気紛れな猫のように
 揺らさぬ輪も追い破り
 揃って星を編む
 日陰へ食み出す
 センチメートル

02533
★なそぬれるはもん
 わさへあつめよむ
 ほくらみすのたま
 ひてりとゆうやけを
 しにおきかえ
 ねころふせいち

☆謎濡れる波紋
 技へ集め読む
 僕等水の玉
 旱と夕焼けを
 詩に置き換え
 寝転ぶ聖地

02534
★すいみつとう
 ゆめのらくたか
 こほれおち
 しぬもへんろは
 あまさふきよせ
 やえになそりて
 むをひねるわけ

☆水蜜桃
 夢の駱駝が
 零れ落ち
 死ぬも遍路は
 甘さ吹き寄せ
 八重に捻りて
 無をなぞる理由

02535
★やふけたむねからこほれおち
 なそをあわせもつきりは
 さまようへひのゆめにいて
 しろくぬすみとるえん

☆破けた胸から零れ落ち
 謎を合わせ持つ霧は
 彷徨う蛇の夢に居て
 白く盗み取る円

02536
★はすせぬわひきあけ
 むねへほたるかやとり
 ゆらくちをさまよう
 みえないものにふれ
 つめこんておそろし

☆外せぬ輪引き上げ
 胸へ螢が宿り
 揺らぐ地を彷徨う
 見えないものに触れ
 詰め込んで恐ろし

02537
★むねへすきまかせ
 とめられぬあくひも
 こんやはみなふるえ
 しほりたてのつゆおち
 いろをわけよにさそう

☆胸へ隙間風
 止められぬ欠伸も
 今夜は皆震え
 搾りたての露落ち
 色を分け夜に誘う

02538
★さんそつめておりたち
 むへまねくゆひふえならせ
 やみいろはかすようにこわれ
 もしをぬきとるあけほの

☆酸素詰めて降り立ち
 無へ招く指笛鳴らせ
 闇色剥がすように壊れ
 文字を抜き取る曙

02539
★あおをとりませくすむよる
 みえぬゆめはほろひかけ
 ちいさなねこてんへもらわれ
 たのしそうにつふやき

☆青を取り混ぜ燻む夜
 見えぬ夢は滅びかけ
 小さな猫天へ貰われ
 楽しそうにつぶやき

02540
★やまのへにしんわねむらせ
 ほろひうたてあそふつきよ
 いすれちえはぬけさり
 かみもことくなゆめをおる

☆山の辺に神話眠らせ
 滅び唄で遊ぶ月夜
 いずれ知恵は抜け去り
 神も孤独な夢を織る
あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る不思議な現代版いろは歌です
7619
★えはせんふ
 ねむれるちゆうへ
 いみをかけ
 あつめたよそら
 ひきすりおろし
 やわほとくまて
 なにものこさぬ

☆絵は全部
 眠れる宙へ
 意味を掛け
 集めた夜空
 引き摺り下ろし
 夜話解くまで
 何も残さぬ