京都の春の花爛漫・終ーモクレン科の花々② | 京都案内人のブログ

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タムシバ

 

 

 

日本の固有種であるタムシバ(田虫葉)

 

も、一見はコブシと同じ白い6弁の花を

 

咲かせるが、コブシのように花の裏に葉

 

を付けない。

 

 

 

タムシバ(田虫葉):

3枚の小さな花被片と6枚の大きな花被

片を咲か背、芳香もある日本の固有種。

 

 

 

また、モクレン科の花は、あまり馴染みの

 

ない多くの種類があることを知った。

 

 

 

ミヤマガンショウ

 

 

 

とくにミヤマガンショウという初めて聞く

 

名は、中国中南部の高地に自生する木で、

 

日本には江戸時代に渡来したという。

 

 

 

 

ミヤマガンショウの蕾

 

 

 

中国名「深山含笑」を日本でもそのまま

 

付けられたが、この表記の由来は不明。

 

高山の山奥でひっそりと、微笑むように

 

咲いていると解釈できないこともない。

 

 

 

ミヤマガンショウ(深山含笑)

 

 

 

中国原産の常緑のオガタマノキ属の栽培

種で、現在は広義のモクレン属とする。

中国では「迎香樹」とも呼ばれ、その香

り高い花が特別な意味を持つと考えられ

てきたという。

 

 

 

ミヤマガンショウ

 

 

 

また同じく中国中南部の高地に自生する

 

学名ミケリア・プラティフィラなる名前

 

を冠した花も咲いていた。

 

 

 

 

ミケリア・プラティフィラ:

別名を闊辨白蘭花という、中国中南部の

高地に自生。

 

 

 

その他、鮮やかな紫色メリルマグノリア

 

や珍しい黄色のキンジュモクレンなど、

 

知らないモクレンの多さに気付いた次第

 

 

 

メリルマグノリア

 

 

キンジュモクレン(金寿木蓮)の蕾

 

キンジュモクレン

 

 

 

 

 

 

京都府立植物園の春の花爛漫(了)

次回からも京都の桜の光景が続きます