松本城ー最終回・松本城百態 | 京都案内人のブログ

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松本城本丸御殿跡と天守

 

 

 

 

じっくりと内部を見学して、もう

 

一度本丸に建つ天守を眺めた。

 

 

 

 

松本城と内堀

 

 

 

 

ぐるりと回りながら内堀に映る

 

松本城の姿を撮った。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の現存天守12城で、一番好き

 

な城のアンケートで、松本城は

 

つねに姫路城と1、2位を争うほ

 

ど人気があるのが分かる。

 

 

 

 

 

 

 

好き嫌いは人によって変わるから

 

誰もが自分のNo.1を持っている

 

だろう。

 

 

 

 

 

 

 

各地に残る天守と城郭などを見て

 

きたが、いずれも勇壮で独特の美

 

を兼ね備えている。

 

 

 

松本城の歴代城主

松本城は、1504年(永正元)に信濃

の守護小笠原氏一族の島立貞永が築城し

た深志城が始まり。その後小笠原長時の

時に武田信玄に攻められて落城。国を追

われて上杉氏や蘆名氏を頼ったが、その

子貞慶は本能寺の変の動乱の虚をついて

深志城を奪還して松本城と改名した。

秀吉の時、小田原征伐で軍功を挙げて、

讃岐半国を与えられるも、後に秀吉の不

興を買って改易。松本城は石川数正が領

し、城下町の整備や現在の天守を築いて

近世城郭としての松本城の基礎を固めた

徳川時代には小笠原、戸田、松平、堀田

水野、戸田氏と幕末まで、6家の藩主に

引き継がれた。

 

 

 

 

姫路城の壮大で華麗な姿は、美し

 

いの一言だが、山城の素朴な天守や

 

石垣の雄々しさにも圧倒される。

 

 

 

 

 

 

 

 

色々なお城を巡ると、つくづくと

 

日本の武将の城造りのこだわりや

 

美的センスの良さを感じる。

 

 

 

松本城と埋橋

 

 

 

 

 

松本城を訪れて、やはり戦国期の

 

防御と政治機能を併せ持った優れ

 

た平城だと感じた。

 

 

 

 

松本城と北アルプス

 

 

 

 

おまけ

 

二の丸御殿跡:

天守東側の内堀と外堀の間にあった

 

 

太鼓門(平成2年復元):

外堀の東門にあたり、登城や火急の合図

などの役割を担った太鼓楼があった。

 

 

 

 

 

 

松本城(了)