桜とメジロ
旧本館の中庭には珍しい桜が6本
植樹されている。
北回廊の窓越しの桜
旧本館中庭の桜品種
・祇園枝垂桜
・容保桜
・大島桜
・紅一重枝垂桜
・八重桜はるか
・紅八重枝垂桜
・祇園枝垂桜：
16代佐野藤右衛門さんが先代とともに、
昭和30年代に円山公園の祇園枝垂桜の
実生木（みしょうぼく：種から育った木）を
植えたもので、円山公園の初代祇園
枝垂桜の孫にあたる。
これを2階に上がって四方の違った
桜景色を眺めるので2倍楽しめる。
北回廊
ただし、開花時期に2週間ほどの
差があるので、観桜祭期間中に
2回訪れるのがベストだが……
北回廊窓から観る・祇園枝垂桜
東から北へ、そして西回廊から
南回廊へ行くとまさに景色は
一変する。
西回廊
西回廊からは、容保桜がすぐ近く
に見えて、その上に祇園枝垂桜が
頭を出している。
西回廊の窓越しの大島桜と容保桜（上が祇園枝垂桜）
南の窓越しには、まだ上部が蕾の
容保桜の様子が見てとれる。
南回廊の窓越しの容保桜
南回廊の開けられた窓から北東を
眺めると、まだ開花していない
大島桜と容保桜が一目瞭然だった
2階から中庭を一周して、すべて
の桜の様子を確認して帰った。
今週末にもう一度、来てみようと
思っている。
建物内部の写真に人が写っていないのは
通り過ぎるのをジッと待っているから。
おまけ
昨年の3月、文化庁がこの京都府庁の敷地
に移転した。
文化庁西玄関
文化庁東玄関（左）と新築された庁舎（右）
京都府庁の観桜祭（了）