第47回 日本アカデミー賞の怪物とPERFECT DAYSのこと | 京都案内人のブログ

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第47回 日本アカデミー賞授賞式

写真左から最優秀主演男優賞の役所広司・最優秀主演女優賞の安藤サクラ

最優秀助演男優賞の磯村勇斗

(Precious.jpサイトより拝借)

 

 

 

 

昨夜、日本アカデミー賞授賞式の

 

様子がテレビで放映されていた。

 

これを見たあと、少し驚くことが

 

あった。

 

 

 

映画「PERFECT DAY」より

 

 

 

 

偶然にも、昨日の昼過ぎに観た

 

ヴィム・ヴェンダース監督の

 

「PERFECT DAY」※と昨年6月

 

に観た是枝監督の「怪物」の

 

2本の映画の主演俳優が最優秀賞

 

を受賞したからだ。

 

※出町座で上映・劇場での封切上映は昨年12月

 

 

 

 

映画「怪物」の冒頭シーン

 

 

 

 

「怪物」で最優秀主演女優賞を受

 

賞した安藤サクラは、最優秀助演

 

女優賞を同時に受賞する快挙。

 

 

 

 

「PERFECT DAYS」のフライヤー

 

 

 

 

「PERFECT DAYS」の役所広司

 

は4度目の最優秀主演男優賞を

 

受賞した。

 

 

 

 

「PERFECT DAYS」の1シーン

 

 

 

 

また最優秀監督賞にはヴィム・

 

ヴェンダース監督が選ばれた。

 

 

 

 

「PERFECT DAYS」の1シーン

 

 

 

 

この監督の作品は「アメリカの

 

友人」や「パリ、テキサス」など

 

若い頃に観て感銘した記憶が残っ

 

ている。

 

 

 

 

「PERFECT DAYS」の1シーン

 

 

 

 

小津安二郎を敬愛する監督が、

 

東京渋谷を舞台に、すべて日本の

 

俳優陣、日本語で作られたもので

 

全編に小津色が漂う心地良い映画

 

に仕上がっている。

 

 

 

 

小津安二郎のお墓を参るヴェンダースご夫妻

 

 

 

 

映画のラストに画面いっぱいに出

 

てくる主人公平山の表情がすべて

 

を物語っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにエンド・クレジットで、

 

ありふれた日常の一瞬が……