新橋2丁目の「野焼」
私の相棒が急に東京へ行こうと、誘ってきた。
新幹線の往復代をもつというので、
内心ほくそ笑んでついて行った。
何でも、東京の下町を散策してみたいということ。
今回は、私が東京で生活していた頃にも行かなかった
名所と下町めぐりに決定。
当日は東京タワー、増上寺、浜離宮恩賜公園、銀座へ。
増上寺と東京タワーの2ショット
夜は、新橋のホルモン焼「野焼」で一杯。
このお店、偶然BSの放送で知り寄ってみたいと
思ったので場所を調べておいた。
思った通りの店の雰囲気で大将はとても頑固者だった。
調理する以外、一言も喋らない。
こっちが大将に注文しても、耳を貸さない。
焼き方の奥様(右)と黙々と注文を調理する大将
常連客はよく知ったもので、必ず奥さんか手伝いの
女性に注文していた。
「名物の煮込」一杯300円
本日のオススメ、タコぶつと生ビールでカンパイ。
奥さんに許可をもらって店内を撮影。
ビールの後は、やはりホルモン焼と名物のやかんを注文。
「やかん」とは25度の焼酎を梅で割ったもので、
結構キツいがホルモン焼とよく合った。
「ホルモン焼」一串110円
「やかん」一杯270円
相棒も気に入った。小一時間ほどで、次のお店探し。
すぐ近くに私の動物的勘を働かせて入る。
カウンターに座り、店長のオススメを聞きながら
「野焼」のことを話すと、彼もよく食べに行って
大将夫婦と知り合いだという。
やはり私の勘は健在だった。
青森県出身の店長、気楽に撮影をOK
本日のオススメ:新鮮五島産エビとアボカドのマヨネーズ和え
青森出身というイケメンの店長とすぐに意気投合。
オーナーが長崎の出身らしく、五島列島で水揚げ
された魚を直送しているそうで、お店の雰囲気に
似合わず新鮮な魚料理が売り物だという。
これはまた良い店を知って、大きな収獲だった。
そのまま赤坂見附へ移動。
この夜も更けて行く……。