先日2月11日に開催された

「第16回大喜利天下一武道会 本選」

に参加させて頂きました!


12月に大阪、1月に東京で開催された予選を

勝ち上がった方々が集まり戦い合いました。



自分にとっては全てが初めてだったのですが

会場もとても大きく参加者と観覧者を含めて

130人ぐらい居たと思います。


こんな所で大喜利をする事が出来るとは

なんて光栄なんだろうと嬉しい反面

とても緊張しました

Aブロックだったので更に緊張しましたね。


組み分けについては事前にもう発表されていたので

Aブロックという事はわかっていたのですが

わかっていてもAブロックというのは最初なので

とても苦手意識がありました。

(まあ、あまり好きな人は居ないと思いますが)


自分は会場の空気を作るのは得意ではなく

あくまで会場の空気を読んで大喜利をしているので

最初のブロックは空気がわからないので苦手でした。


空気というのは具体的に言うと

「この回答ウケるのか」

「あ、この回答はウケないのか」

の線引きの事ですかね。


あと個人的に言うと自分の大喜利は割と邪道なので

前のブロックで王道の大喜利が

行われるほど自分の番の時にウケ易い

っていうのもあると思っているので

自分は後半の方が好きです。


そりゃもちろん全員が全員王道ではないですが

面白い方の大半は王道の方なので。

仮に邪道の方が居ても少数だと思うので

その点についてはあまり気にしていません。




と、なんか微妙に脱線してしまった気がしましたが

早速Aブロックが始まりました。

Aブロックのメンバーは

田中一 ゴハ らんちゅう 再度メニュー ヨリミツ 片野


でした。



知っている方は再度メニューさんしか居なくて

他の方はどんなスタイルなのかと不安はありましたが

普段戦えない方々と戦えるという意味では

かなりワクワクもしていました。



最初のお題は確か

ジャンケン依存症の人が

一ヵ月ジャンケンを我慢した時のあるある


こんな感じでした。

自由度の高い自分が得意なお題。



一答目はまあまあウケていざ二答目を考えていて

よし出来たと思って手を上げようと思ったら

隣の席の片野さんという方が先に手を上げました。


じゃあ、次でいいやと思ったのですが

片野さんの回答が


「みちょぱのことをぐちょぱと言う」

と回答しておそらく今日最初の爆ウケが出ました。


この時自分はめちゃくちゃ焦りました。


爆ウケが出た事ではなく

自分の回答と要素が被ったんです。


自分がもう書き終わっていた回答は


パー パー パー

ググチョパ↗


という矢印に全振りしたフィジカルな回答でした。


でもググチョパという単語も含めて初めて

ちゃんとしたおかしい回答になるので

もうグチョパは使えないなと思いました。



あの時の焦りは尋常じゃなかった。


卵を使った料理を作れと言われて

親子丼が被る事はあると思うし

あったとしても予想出来るのでそんなに

焦ったりしませんが


お肉を使った料理を作れと言われて

親子丼が被るとは思わないじゃないですか?

牛、豚、鳥の肉を使えとも特に指定もないのにですよ?



しかもグチョパの使い方も完璧だったので

もう完全にパニックになってしまいましたね。



少しボ~っとしてとりあえずグチョパの部分を消して

別の似たような言葉にして回答したんですけど

完全にグチョパって声では言ってしまい

あの時はもう終わったと思いました。


グチョパ使って勝てないというのが分からない奴

的な空気になったのはなんとなくわかったので

このお題だけならともかく

後の心証もかなり悪くなってしまったと思いました。



で、ぐずぐずのまま結局終わってしまい

次のお題になりました。


いらすとやの画像お題でした。


予選の時にいらすとやの画像お題が

沢山出ていたので

本選でも出る確率は高いなと思い

いらすとや対策として自分は1つだけ

準備をしていきました。


もしいらすとやの画像お題が出たら

「これ、いらすとやの画像だ」

というゼロの回答をしようと思い実際にやりました。


正直下手したらマイナスな回答にも取られる恐れも

あったのですがとりあえず繋ぎの回答として出しました。

そしたら結構ウケたので十分にこの回答は仕事をしたと思い

本当に良かったと思いました。


審査は3問終わった後に行われる印象審査なので

ここで印象を良く出来たのは本当に良かったですね。



で、それ以降ですがいらすとやって人物にあまり感情がないので

状況の要素しかないと自分は思っているので

やっぱり難しかったですねー

その後は良い回答は出来ませんでした。



そして最後の3問目

ペガサスを飼う時の注意点


みたいなお題でした。


これは最後に出した回答以外ウケたので

かなり良かったですね。

自分は縛りの少ないお題の方が好きなので

のびのび出来ました。



こんな感じで3問全てが終わりました。


手応えはまあまあでしたが

集計中という名の休憩時間に

色んな方から褒めて頂いたので

ああ、自分は十分戦えていたんだなと

実感出来てかなり嬉しかったです。


そして、休憩が終わって投票結果が出たのですが

自分は45票で2位でした。

1位の方は49票だったので本当に自分も

かなり良かったんだなと。


滑った回答が2答ほどあったので

この2答のどちらかをそこそこな回答ならば

いけていたかもしれないですね。

まあ、たらればの話しはダサいので

あまり触れませんが。


1問目がぐずぐずで

2問目はそこそこでしたけど

3問目が良ければかなり審査に

影響するみたいですね。


やっぱり3問目は印象に残り易いみたいです。




ちなみに1位の方は先ほど名前を挙げた

片野さんという方でした。

前大会の優勝者という事しか知りませんでしたが

やはり強かったみたいです。


隣に居たのですが片野さんの回答

グチョパ以外何も覚えていないんですよ

てか、なんなら同じブロックの方の回答も

正直何も覚えていないんですよね・・・

 

同じブロックの方の回答って自分の事で手一杯で

あまり覚えていないものだと思いますが

こんなに何も覚えていないのは初めてでした。

 

そう考えるとかなり緊張していたんだなって

後で思いました。




それにしても


1位しか通らないって

とんでもないですよねー

精鋭中の精鋭しか決勝に進ましてくれないなんて・・・

まあ、だからこそ価値があるのですが。


自分は3問終わった時は

Aブロックだったのに十分にウケる事が出来たので

満足だったんですけど、票数をみて惜しかった事を知ると

やっぱり決勝いきたかったなーって

思ってしまいました。


うーん、人間は強欲な生き物だ

いや、これは向上心だから良いか。



そして優勝したのは鉛のような銀さんでした。

唯一106票という3桁の票数獲得して決勝に進んでいて

そのままの勢いで優勝したって感じですね。


いや、勢いっていうのもなんか違いますね

鉛のような銀さんはいつも通りの力を出して

普通に優勝したって感じでしたね。

昔からずっと強かったので

ただただ凄ぇーって感じでした。





約3時間ほどの大会でなんというか

あっという間に終わってしまいましたが

密度は濃かったですね。


最近TV等でも活躍している

芸人のサツマカワRPGさんも本選に出場していたのですが

出場する時にパンツ一丁で

同じブロックのFANさんに銃を突き付けて登場して

本気で芸人さんしててめちゃくちゃ恰好良かった。


サツマカワさんは絶対に覚えてないだろうけど

自分が1番最初に生大喜利をした大会

「第二回 喜利の王」というものがあって

サツマカワさんがそこでめちゃくちゃ爆笑をかっさらっていって

1位で本選に出場していたのを見て

「これが、生大喜利・・・。」ってなったんですよね。


それが丁度4年前の2月



丁度4年前に生大喜利を始めて喜利の王の時は

本当に誇張とかではなく自分が回答した時に

ウケな過ぎて暖房の音が聞こえるほどだったのに


いつの間にか

サツマカワさんと同じ大会に出れるほどに

成長していたと思うとかなり感慨深いものが

ありましたね。



それと、今回本選に出場していた芸人さんの

阿久津和正さんも(当時は阿久津大集合という名前でした)

同じく4年前に喜利の王に居て、印象に残っていたので

大喜利天下一武道会は初めての大会でしたが

出場者に運命的なものを感じました。


で、印象に残っていたと言いましたが

初めて阿久津さんの大喜利を見た時は

下ネタを言いたいがために大喜利をしていると思い

正直かなり嫌いでした。


大喜利を免罪符にして下ネタを言いたいだけだ

こんなの大喜利じゃない!

内輪のノリだ、認めねぇ!と。


でも自分も4年間様々な大喜利に触れる機会があり

大喜利というのは必ずしも

上手い事を言うだけが正解じゃないという事を知り

自分の見識の狭さを恥じました。


自分もかなり変な回答するからなー

昔の自分が見たらびっくりするだろうね。






それにしても4年かー



大喜利を始めて1年半ぐらいは

全然ウケなくて、そのせいであまり自信がなく

皆の輪に入るのも遠慮していたのですが

少しずつウケるようになっていき

その回答について話しかけて頂けるようになり

今では沢山の仲間が出来ました。


自分から話しかけるタイプでもないので

その節は本当にありがとうございました

感謝してもしきれないですね。


そして、アドバイス等も頂いたり

大喜利以外でも遊びの場に呼んでもらったりして

今ではすっかり大喜利が生活の一部になりました。


自分は大喜利天下一武道会という大きな大会で

本選に進めたのも様々な方に

良くしてもらった結果なのは間違いないので

本当に感謝しかないです。



今後も今まで通り月に1、2回程度の

参加頻度ですが

大喜利を続けていきたいと思うので

その時はまたよろしくお願い致します。


自分も色々な方が企画を考えているのに刺激を受けて

主催とはいきませんが、大喜利の一企画を

考えているのでその時は適当に

遊んでもらえればと思います。


では長くなりましたがここまで

お付き合い頂きありがとうございました。







最後に


最近ブログを全く更新していなかったので

言えていませんでしたが






明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いしますうり坊