こんなに近いのに遠い
それは表情ひとつで
気分の行方ひとつで
様変わり
自分の掌の中の
小さなラッキーを握りしめ
それが崩れないようにと
願いをかける
伝えたい想いと
裏腹な想い
いたずらに交差して
そっぽを向いてみる
手繰り寄せたい心と
解けていく心
乖離(かいり)しながら彷徨(さまよ)う
声が聞こえたり
遠のいたり
縺(もつ)れあうには
まだ遠い時間
大きな波に揺られて
待っている
少し無表情だけど
酔わないように
眠りこけないように
太陽の陽射しを楽しめるように
雨でも、めげないように
どんぶらこ、どんぶらこと
日和見な時の流れに身を任せ・・
行き先があなたで無くても
その時間の記憶は
きっと、いつまでも揺蕩(たゆた)うだろう・・
幸せなままに