「株主総会」終われば徐々に上値の重い展開へ、4~6月決算を待つ展開か
6月30日を1日残して、来週(23~27日)で、今年前半相場が終わる。少し振り返ると、日経平均は年初1万6147円(場中値)で始まり、これを高値に4月には1万3885円まで14.0%下げた。
期待された追加金融緩和の見送り、外国人投資家の買い見送り、消費増税の影響懸念~などが相場の圧迫要因になったといえる。
週末、6月20日には1万5422円まであり、1月から4月までの下げ幅に対する「半値戻し水準」(1万5016円)を上回った。半値戻しを達成すれば、買方の気持ちが明るくなり、相場に対する取組が前向きになるとされる。
また、週末の東証1部出来高は29.5億株、売買代金も2.6兆円と膨らみ、マーケットの地合いは大きく好転している。
この背景には、2015年3月期の企業々績に対する期待値は、目立って上向いているというわけではないが、消費税の影響については想定内との見方が強まっていることがある。
また、様子見だった外国人投資家は最近、少しではあるが買い越しに転じている。安倍政権の、「決める政治」に対する評価が高まっているようだ。NY相場に対する日本株の割安感という視点もあるものとみられる。さらに、総理の年金運用に対し株式比率を高めるようにという指示期待から年金、投信等の買いもみられるようで需給関係も大きく改善されている。
一方、相場の人気要素ともいえるテーマは豊富である。ざっと挙げるだけでも、「日本強靭化計画」、「東京オリンピック」、「リニア中央新幹線」、「燃料電池車」、「医療ロボット」、「カジノ構想」などなど。これだけ、テーマに恵まれているのは近年では珍しい。
この豊富なテーマに企業々績が加われば相場のスケールはかなり大きいものとなるはず。このため、まもなく始まる2015年3月期の第1四半期決算(4~6月)の発表が相場にとってポイントとなるだろう。
今の時点では、2015年3月期の上方修正を期待することは難しいだろうが、先行き業績に対する、「感触、手応え」はつかむことができるはず。明るい手応えなら夏相場で日経平均は昨年末につけた1万6320円(場中値)に挑戦が見込めるだろう。
反対に消費税の影響が想定以上に大きいということになれば夏相場は大きくは期待できず、調整安も予想される。
足元では日米とも短期間に急伸した反動が予想され、とくに、国内では株高要因の一つである株主総会が終わることから徐々に上値の重い展開となるのではなかろうか。全体としては、4~6月の決算発表を待つ展開を強めるものとみられる。
・・・・by 犬丸正寛
★現在でも相場で生き残れているのは
諏訪師匠のお蔭なりぃ~
「真吾の逃げ逃げ必勝法」
http://suwamaru2000.blog.fc2.com/
今日は 色々ありましたが・・・・・
子供の学校の懇親会に行って
楽しんでくるなりぃ~
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o(*^▽^*)o~♪