『節分』前後まで日経平均、TOPIX、JPX日経400が『そろい踏み相場』、特に出来高銘柄が中心に
来週(14~17日)の相場も出来高を伴った強い展開が予想されそうだ。日経平均、TOPIX、新指数のJPX日経400とも揃って上値が見込めそうである。
とくに、日経平均は昨年暮れに30日線との乖離率が危険水域の4%となるなど、ややハシャギ過ぎだったが、その乖離率も縮小し出直れる状況となっている。今夕のアメリカ雇用統計発表を待ってNYダウが上伸するようなら日経平均も昨年末の1万6320円(場中値)を上抜く可能性はありそうだ。このところのマーケットでの物色の中心がやや値の低い銘柄に移っていただけに再度、日経平均への寄与度の大きい足の軽い値ガサ株が狙われる可能性はあるだろう。
一方、TOPIX(東証株価指数)及び新指数のJPX日経400は、昨年来の高値を更新し強い展開となっている。日経平均型銘柄に比べると、TOPIX及びJPX日経400型の銘柄は商いのできる銘柄が多いことから、「産業界では消費税前の駆け込み需要がそうとうみられた。証券界も消費税前の1~3月にひと稼ぎしい気持ちは強い」(中堅証券)、ということから、商いの中心はTOPIX及び新指数関連の銘柄だろう。実際、東証1部出来高は先月18日以降、1日当り25億株以上が続き、足元では30億株台がみられるようになっている。売買代金もまだ物足りないものの、それでも12月18日以降は2兆円以上が続き足元では2兆3000億円台が固まりつつある。出来高、売買代金等からみれば、指摘される通り、消費税前にひと稼ぎという雰囲気となっていることがうかがえる。
また、ジャスダックやマザーズなどの指数も強い展開となっている。昨年暮れの日経平均の高値更新が起爆剤となってマーケット全体に買い人気が高まっているといえる。
ただ、懸念材料としては、アメリカの与野党対立による予算と債務上限枠の問題が控えている。NYダウの基調は強いものの、これからは上ヒゲをつけることも予想され高値圏での波乱を含んだ展開となる可能性はあるだろう。しかも、日米ともNYダウ及び日経平均ベースの予想1株利益が足元では伸び悩んでいることも気になる。このため、日米とも今後は景気・企業々績の行方がポイントとなりそうだ。
ひと稼ぎのマーケットムードを引き継いで、2月3日の『節分』前後までは、日経平均、TOPIX、JPX日経400及び新興系が循環的に買われる強い展開が予想されそうである。
我が家のベランダから見える朝焼けを
パチリとしてみましたがぁ~
ピンボケで株仲間さんのようには、
上手くいきませんでした
では、では・・・・・
ワンダフルな一日を(*^.^*)エヘッ