やるべきか、やめるべきか・・・・・・
間違いのない、判断基準はこれ!!
もしもある行動をしたことを後悔するようだったら、
はじめから、しないのがよいのです。
あとで喜べるような行動をしなさい。
賢者は、自分がどう行動するかを決めるとき、常に先のことを考えます。
それは、損得勘定で動くということではありません。
将来、自分がとった行動を後悔しないかどうか、一瞬、想像してみるということです。
それをしたことによって、数日後、数年後、あるいは死ぬ時に後悔しそうだと思うなら、しないことです。
たとえば、仕事に行くのが億劫な日は誰にでもあるでしょう。
そのとき、一瞬、想像するのです。
会社に行かなかった場合のことを。
そして、今ここで怠け心に負けてしまったがために評判を落とし、それまで培ってきた信頼を失ったとしても後悔しないかどうかを考える。そして後悔しそうなら「サボらずに会社に行く」ということです。
また、ひどく腹のたつことがあったら感情のままに怒りをぶつけて後悔しないかどうか考えます。
また、「やらないこと」で後悔しないかどうかも、考えてみることです。
「好きだという気持ちを伝えておけばよかった」「勇気を出してチャレンジしておけばよかった」などなど・・・・・・。
迷ったときは、将来「やってよかった」と思えることをするのが、幸せに生きるための大前提です。
・・・・by 「いいこと」がいっぱい起こる
ブッダの言葉 植西 聡 著