データとアカウントが支配する街
グーグルがトロントで「未来都市」を手掛ける
グーグルの親会社であるアルファベットが、トロントでデータとアカウントによって街のあらゆるものごとをコントロールしようとする「グーグル流」の街づくりが行われる
クリックの回数やGPS座標、訪問数、トラフィックの量など、あらゆるものを計測することによってそれを街づくりに活かしていく
可能な限りあらゆる場所にあらゆる種類のセンサーを埋め込み、交通の流れや騒音レベル、大気汚染、エネルギー使用量、旅行パターン、ゴミの排出量などに関する情報を常時収集する
マッピングアプリケーションによって、「公共領域のあらゆる要素の位置がリアルタイムで記録される」 道路や建物、芝生の上に置かれたテーブルやベンチ、ドローン 都市計画では、クルマではなく歩行者や自転車が優先され、自律走行車を使った共有のタクシーが地区を巡回する
データサイエンティストたちは、大量に流れ込むデータを分析して、どれが役に立ち、どれが役に立たないかを突き止める
行動の全てが数値化され それら多変量のデータは専門家によって細かく分析される
ひなたぼっこをしたり ジョギングや散歩 恋人たちのデート 全ての行動が追跡され数値化となりデータベースに蓄えられる
無駄な物や行動はデータアナリストによって分類され 除外されるのだろうか
効率的な生き方のみを先導されてしまう
失敗を経験しない行動が本当に正しいのか
データによって構築される摩擦のないテクノポリスには どんな未来が待っているのだろうか
【ELECTRONIC BAMBOO FLUTE】
TECHNOPOLIS / KOZANGUMI (YMO COVER)(2014)
尺八 : 石倉光山
作曲・アレンジ・キーボード : 河野伸
サポートメンバー
海老沼 崇史(ベース)
毛塚珠子(箏)
吉永真奈(箏)フィーチャリングメンバー
平田紀子(箏)
阪元沙有理(箏、 三弦)
石本かおり(箏)