陽子線とがん治療


陽子とは、水素の原子核で、プラスの電気を帯びた粒子。高温のプラズマ状態から電子を引き離

してつくる。専用の装置を用いて陽子を真空中でいっきに加速すると、体のなかへ入ってがん

細胞を破壊する。

X線やガンマ線を使う放射線治療は健康な細胞も破壊してしまうけど陽子線はがん細胞を

ピンポイントに破壊出来るので健康な細胞への影響はほとんどない。

最近は初期の乳がんの臨床研究も始まっている


それでも

消化器官のような箇所にはまだ適用できない

先進医療の適用となるため自由診療となってしまう(治療費300万円弱位)

設備が整っている病院は全国でもまだ数ヵ所しかない



DNA解析の精度もコンピュータの性能とともに飛躍的に向上している

体内に小型の治療機が入っていき画面を見ながらリモート治療も可能になるかもしれない

昔のSF映画ミクロ決死圏のような事も




最近は遠隔操作の無人爆撃機が活躍している


ハイテクの装置は戦場での活躍より医療の分野でもっと活躍してほしい




殺人も延命もITの進化によってどちらも恩恵を受けている


その事が悲しい





【MELLOW SOUL】
Heatwave - All I Am (1980)