今日の「てっぱん」


小夜子はあかりの部屋で子供の頃の夢がお嫁さんになることだったと話す。


「もしハマショウに来なければ、誰かと結婚していて子供の心配したりしていた。

いまさらお嫁さんにはなれない。こんな年してみっともないしね。今さら花嫁衣裳も似合わない。」と言う。


あかりは「相手は有馬さんでなくても、例えば身近に・・・」と言う。


小夜子は神田と浜野には有馬にプロポーズされたことは黙っといてくれと言う。


小夜子はあかりが聞き上手なので、「私ばかり喋らせといて。あんたがふんふんて聞いてくれるから・・・・。機嫌よく喋らしといて、機嫌よく帰ってもらう客商売として一番の宝やで。」と言う。




先日来た酔っ払い客がやって来て、自分の持ってきた酒を飲むといって、また絡みだす。


店に居合わせた神田が「酒飲むんやったら他言ってもらえまっか、他のお客さんに迷惑かかりますから。気にいらんのやったら出ていったらええがな。」と立ち上がり言う。


険悪なムードを感じた女性客がそれを見て帰ろうとするが、あかりが引き止める。


前日酔っ払い客が来たときはおろおろするだけだったが、今回のあかりは酔っ払い客に「ご注文は。」と聞いた後に、尾道の豚玉を勧める。


酔っ払い客が何で追い返さないのか聞くと、あかりは「2度と来るかといったのに来てくれたから、せっかく来てくれたのだから、うちのお好み焼きを食べて笑顔になって帰って欲しい。それだけです。」と言う。



最初は店のただならぬ雰囲気を察知して出て行こうとしていた初音だか、やり取りを聞いている。



酔っ払い客はまずかったら金は払わないと言う。


けったいなお好み焼きやなと言ってた酔っ払い客は、尾道風のお好み焼きをだすと完食する。


600円払って、酔っ払い客は無言で出て行く。


あかりは追いかけて「ありがとうございました。また食べに来てください。」と言う。


滝沢はあかりに「怖いもん知らずやな。」と言うが、あかりは「怖かったよ、何もせんで失敗するよりお好み焼き焼いて失敗したかった。失敗したもん勝ちじゃけんね。」と言う。




ハマショウの会社では休みの日も、神田が機械の調子を見に、小夜子は料理教室の資料を作りにやって来る。


あかりの失敗したもん勝ちの言葉に触発された神田は、小夜子に「ずっと前から好きや」と言う。

つづく。







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