医学部医学科はどこも保護者会があります。
主には各学年の様子のお話、
附属病院の最新医療等々のお話、
大学の現在、将来的な方向性、
そしてメインは学生の様子、
特に医師国家試験についての結果等々詳細、
（申し訳ありません…あまり詳しく書けません…）
その後は保護者懇親会です。（希望制）
一年生の当初はもちろんドキドキ。
庶民なもので。
うわー、絶対キツイわこの世界、、、
私みたいな庶民でいいのかしら、
高いカバンや服なんて…こだわりなくて持ってないわ…
そんな庶民ゆえの恐れ多さもありましたが、
まあ、いきなり無理に着飾ってもボロが出ますし、
私は私ですし、
我が子なんて全く気にせず、幅広く仲良くしており、
特に無理に飾らない庶民の子として生活。
全額奨学金の学生もいる大学ですし、
非医師家庭も多い高偏差値の医学科なので、
なんとかなるさ！と、ドキドキしつつもいきました。
最初の洗礼で、
附属病院が近いので、当然全身真っ黒はダメでしょうと
なるべく白を着たのですが…、
まあ、浮きましたね！
ここは名門附属小の保護者会か？という、
真っ黒か紺…。
やらかした！と思いました。
参加者も多くないし…。
トイレに行くと、自宅以外の所有マンションの話をする
全身ブランド鞄と服のお母様2人のトーク。
（今思うと、この2人は変わった人でした）
ですが！
実はこれは偏見でして。
私も色眼鏡でみすぎたようでした。
よくよく見ますと、一年生以外は服装様々でして
一年生保護者だけ気負っていたように思います。
私と同じく高そうに見えない服の方も多々いましたよ
その後、何回か参加しておりますが、
まあみなさん気さくで。
私はブランドを気にしないタイプなので、
気に入ったものを身につけていますが、
ときにはUNI⭐︎⭐︎で行ったことも！
季節に合わず暑い時もありましたが、
なんとお気に入りのかなーり涼しい⭐︎⭐︎QLO服で
医学科の保護者会に出席。
中高一貫のママ友に話すと、あはは〜！でしたね
気にしなさすぎは…私くらいかしら…。
我が子が
「いいじゃん、何着ようが別に。誰も見てないよ。」
と言ってくれていましたし。
我が子なので、、聞いても無駄か〜。
独身時代の留学経験からか、
妬みや引け目を感じないタイプなのが功を奏し
世の中、私より格上しか存在しない中で過ごしたので、
見習いたい！素敵！教えてください！と
私はすんなり言えるタイプなんですね。
経済雑誌に載るほどの、
想像できないくらいの相当なお金持ちもいますが、
そういう方のお子様で高偏差値帯合格のお子様は、
本当に優しくて、うまくお育てになってまして。
別荘や会員制のレストラン等々に招いてくださって
気さくに奢ってくださることもあり、
（助け合い学科なので、お勉強サポートしたときなど）
お誕生日プレゼント交換なども、
数千円くらいのものをくれたり、と、
ちゃんと庶民感覚に合わせてくれます。
本当にうまくお育てになりますね、本当のセレブは。
他参加者の方も、子育てがお上手な方がほとんど。
考え方もとても合って、居心地が良いのです。
アンテナも広く、観察力が絶大です。
懇親会でも、誰に何が行き届いていない、
配置替えをしようものなら、先が読める方々なので
率先して皆様動かれて、事が早く進みます
学生さんのことで残念なこと、といえば、
地方の中途半端なお金持ちのお家が一番タチが悪くて、
ここに受かったー！という変な傲慢さを持ち、
地方から都会に来た！という憧れ都会生活ぶりで、
わがままで思いやりがないので、、、
普段近寄りたくない言動が多く、
いきたいお店も、敢えて1人一万円とか高いところ…。
学生なのに。
しかもお家の都合で、テーブルでみんなからお金を集め
その子が払って領収書は家業のほうへ回すという…。
散財しても、
実家の親に言えば、お金がまた手元に入る…。
そういったおうちの子も医者になりますからね…。
自動販売機のジュースすら高いと躊躇するような感覚、
失わないでほしいですよね。
我が子にはいつも話しています。
首都圏の中高一貫校を出た生徒さんたちのほうが
結構その辺をわきまえているので、
学費で大変でした、というお家もいますし、
私みたいに、大変！と口に出したりしますし、
素直な方が、経験上、保護者同士が仲良くなれますね。
留学の時も安く済ませるために、
支え合いをさせてもらいました。
ご家庭の懐事情はさまざまですが、
私は私、我が家は我が家、ですので、
人よりお金がないことを恥じることはないと思います。
上には上がいますし、ね
中高一貫校生なら知っていること…。
結構、公立中の方は自慢したり、気にしますよね。
教室でお金持ち具合を生徒が自慢するので
みていて驚きます。
（中身は大したことないのに…。
井の中の○、大海を知らず、ですね。）
私自身は公立中出身ですけどね。
また、医師家庭の方には、こちらから先に明かして、
「わからないのでどうぞ教えてください」と頭を下げています。
保護者の方々は真面目な医師の方も多いので、
元々苦学生だった方、または勤務医の方、
やはりはなからお金持ち、という方は多くないです。
いかにも！という方は、我が子の大学ではみないですね。
いますが、普段はさりげなく隠されていると思います。
医学を目指したのが成績だけだったり、
または周りからの圧力だったり、
生身はいいけど遺体は無理、などと
メンタルを病む子もいますので、
カウンセラーや、
相談できる学年主任のような教授もいらっしゃいます。
やはり合わなくて留年、という学生もいます。
調子に乗りすぎて遊びすぎで留年、もいます。
保護者会でも学年がズレるので、気まずいそうですよ。
参加しなくなるそうです。
1学年百人ほどの狭い世界。
これからも長いお付き合いになるので、
お世話になっております、という気持ちで
これからの進路に対する情報収集のためにも、
今後も参加させていただくつもりです。
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