
↑甲殻類の一種、ザリガニ
甲殻(こうかく)類とは、節足動物を大まかに分けた分類群の一つ。深海から海岸や河川、湿地迄、汎ゆる水環境に分布し、主に海で多様化している。陸生の者は極僅か。硬い殻に覆われ、頭・胸・腹の体節に分かれ、鰓呼吸をするのが特徴。全ての甲殻類が殻を持っている訳では無い。肢が枝分けられ(二叉型)、2対の触角を持つことが基本であるが、これらの特徴が変化して不明瞭になった種類も多い。水草や魚等、種によって食性は異なる。
分類区分
動物界節足動物門に属する。
類の仲間
甲殻目、唯一つ。それでも蟹やら海老やら蠍やらと種類は豊かな方だ。
発生と成長の仕方
卵生で生まれてくる。然し最初は、小さなプランクトンとして海中を漂う。体はまだ頭部、胸部、腹部にわかれていない成体とは違う形態のノープリウス幼生の時期を経て、ゾエア幼生と呼ばれる形態になる。大きな目と頭と胸が融合した頭胸部から伸びる棘が特徴。そこから脱皮を数回して親に近い姿に変態・大きさになり、海底の生活を始める。
虫類との関係
甲殻類と虫類は見た目や生息環境は異なるが(甲殻類は水生が多く昆虫は陸生が多い)、節足動物門に属しており、外骨格を持つ等の共通の祖先から進化し、昆虫は陸上生活に適応する過程で独自の進化を遂げた。