
スライム(slime)は、ファンタジー作品に登場する粘液又はゼリー状の体を持った架空生物。粘液、ねばねばしたもの(軟体動物のぬめりやナメクジの這い跡にも使われる)、を指す一般名詞である。ウーズ(沼地の泥。血や鼻水、植物の茎からの汁等の流出液)、ブロブ(正体の判然としない、又は液体や空気等の不定形な塊)、アメーバ(不定形原生生物)等とも表記される。スライムは不定形な粘液状のものを指す言葉だが、半固体のゼリー状の怪物もスライムに含まれる。或いは、粘液状とゼリー状の両状態を行き来するもの、粘液状だが中心に固体もしくは半固体状の核組織を持つもの等、設定・描写にはファンタジー作品毎に多様性が見られる。スライムの体は有機質で出来ていると思しき半透明の塊として描写されることが多いが、液体金属や溶岩等非有機的な体を持つ設定であることも。
類の仲間
スライム目のみ。
元祖スライム
沼の怪と言うアメリカの作家のジョセフ・ペイン・ブレナンが1953年に書いたホラー小説に出て来る怪物がスライムの元祖と言われる。アメーバ状の深海生物が、海底火山の噴火によって海面まで吹き飛ばされ、その後陸地に漂着。 この生物は光を恐れ、日中は沼の泥の中に潜んでいた。夜になると泥の中から姿を現し、現地の人々を食べていった。という内容。波の様に盛り上がり水の様に移動する。
設定
スライムには貪欲な迄の食欲がある、触れたものを溶かしたり腐食させる性質を持つ設定の場合が多い。人の顔に覆い被さり窒息させるのが主な攻撃手段。又、刃で切ってもすぐ切断面が再生する、切断しても新しい個体として分裂する為、剣等の刃物系の武器で倒すのが困難である設定も多い。その場合炎等のエネルギーを扱う攻撃呪文を用いないと倒せない。然しドラクエ等の様に、攻撃に弱く武器でも素手でも簡単に潰せる最初の敵として設定されている場合もある。ドラクエのスライムの愛らしさが原因か、スライムはドラクエ全作品皆勤賞を得ることになり、他のRPGゲームでも弱いスライムが登場する様になる。
玩具

70年代後半のアメリカでスライムの玩具が作られると、大ヒット。日本でも作られ販売される様になった。主に洗濯糊、硼砂水溶液、水を混ぜて作られる。プルプルするので触って楽しんだり、引っ張って遊んだりする。水性ペンや絵の具等で様々な色を付けると見てるだけでも楽しい。