「鏡の花」道尾秀介 集英社 | 本好きそらまめの読書日記ブログ

本好きそらまめの読書日記ブログ

私が最近読んだ本を、私なりにコメントしています。あまりジャンルにこだわらずに主に図書館からの借入本のため新刊や話題の本はあまり読んでいません。

それぞれの兄弟、夫婦、家族たちの六つの物語。繋がっていないようでしっかりと・・・。


もう完璧に道尾秀介の世界観に入り込んでしまう作品。
人の人生はほんの些細なことで消えてしまう、もしくは消えないでいられる。そんなことの繰り返しが人生なんだなぁとの実感。
素敵な言葉もたくさんならんでいて爽やかな読後感、でも読み始めは困惑でした。