「笑うハーレキン」 道尾秀介会社を倒産させてしまってホームレスになった家具職人。トラックひとつで家具の修理をしながら生活するが・・・。読み始めから道尾ワールド全開のテンポの良さに惹かれまくり。ホームレス仲間の強烈な個性、押しかけ弟子の女性の会話、ひとり息子との思い出、なぜかの脱出劇などはただひたすら感激です。最後までわくわくしながら読ませてくれた作品でした。