【タイトル】 やる気がなくても、意思が弱くても大丈夫!すぐやるメソッド見るだけノート

【著者】 藤由達藏

【出版社】 宝島社

【発行日】 2022/5/25

【読了日】 2022/7

 

【読んだきっかけ】

図書館の新着図書で目にし、自分の行動力ってどのくらいなんだろう?行動が早い遅いに良し悪しはあるのか?など思い、読んでみることにしたもの。

 

【感想】

やはりスピードが肝心なのか。すぐに行動に移せるかどうか、本気でやりたいと思ったときの最初の10秒が大事とのこと。自分がもたつくときは、おそらく「本気なのか?」に用心深くなっている気がする。

 

”「何をやるか」よりも「やると決める」ことが重要” 

自分が本気で決めたことは正しい、ということだと思う。いろいろな選択肢に迷ったり、これでよかったのかとふと考えたり、決断の前も後も「何をやるか」に着目してしまうが、「やると決め」て、どの道であってもひとつのことに集中して頑張ることは、自分にとって良いことだと思う。

 

”人は誰しも「失敗」を繰り返す。行動しないと「失敗の経験」が肥大化する”

頭ではわかっているが、些細な失敗であっても何日か後悔することは、けっこうある。時間がもったいないのはわかるが、自分の中で折り合いをつけるまでは、考え切りたいと感じてしまう。これはある程度必要で悪いことではないと思うが、”行動しないと「失敗の経験」が肥大化する” という言葉が今回心にささる。経験上も身にしみている。

 

”自分の気持ちは重要、「譲れない価値観」と「心躍る未来像」は大切”

組織で自分の役割が上位になるほど、他人のことを考えて行動しなければと思い、時には自分の考えを追いやってしまうこともある。でも、そういうときにいつも思うのは、もし自分の上司が、上司自身の気持ちをないがしろにしてチームを引っ張っていたら、そんな上司にはついて行きたくない、ということ。

いろいろ考えすぎずに、素直に自分の気持ちを大切に、一歩踏み出せばあとは上手くいくと楽観的な気分をつくり行動していく。

 

自分の気持ちや気分に自然にしたがうことはよいことだと思っていたが、行動するために、今ここに集中するために楽観的な気分をつくることや、不安をいったん脇に置くテクニックなども必要なことを、本書で理解した。

 

”行動のともなわない決断は無意味、決断したら小さな行動(最初の一歩)をすぐやってみる” 

忘れないようにしよう。