リーメンシュナイダーの彫刻を見たくてドイツに行ったのだが、ファイト・シュトスのこの作品はぜひみたかった。ニュルンベルクのゲルマン美術館。駅の近くで、帰り道に寄った。

フィレンツェの商人に注文されたものらしい。旅の途上のトビアスを導く天使。このバディ感が、良いなあ。


シュトスのドレイパリーは過剰な気もするが、この斜め後ろからみた時の繰り返しのリズムもよし。

聖書の題材でありながら、宗教色が希薄なのはフィレンツェゆえか。