ドイツ旅行の5日目、旅も半ば過ぎ、今日は今回の旅の最重要の目的地クレクリンゲンのヘルゴット教会へ行く日。電車が遅れて、ヴァイカースはイムという街で乗るはずだったバスに乗り遅れた。次のバスは2時間後。仕方がないので街の教会とお城を見学。ところが思っていたより素晴らしく。


小さな広場に面して立つセイゲオルク教会。ゴシックである。内部は結構明るいハレンキルフェ。


この左の壁に、最も早く作られた子どもの彫像がある。わずか六歳で亡くなった貴族の墓碑。家系の紋章が4つ、父方、母方も。こんなちいさいのに連綿と続く家系を背負って立つはずだった。父、母と相次いで亡くなったようなので、流行りの感染症だったか。そしてこの子も。祖父がこの資金を出してこの教会を建てさせたので、ここに葬ったと思われる。




オルガンに天使が飛んでいて、なんとなくこの子の墓碑と関連づけているような。ハインツ・フォン・ザクセンーラウエンブルク公の墓標。ヴァイカースハイムのプリンツと呼ばれている・