ネルトリンゲンに一泊、朝食後、クレーターの円周沿いの城壁を歩いた。一周すると3キロ余り、半周して直径部分を通ってホテルに戻りチェックアウトする予定。

ここの城壁は10メートルの古いものが壊されずに残っているという。とは言ってもかなり幾度も修復された感じ。ところどころにある城門のところから登る。



この城壁があるコミックのモデルらしいというので、日本人も多く訪れると言う話を、ダニエルの塔の人から聞いた、あいにく日本人には会わなかった。


電車に乗って今夜の宿泊地ヴュルツブルクへ。


 ヴュルツブルクではアパートメントに四泊、駅から歩いて7、8分3時にチェックインできてひとまず部屋に落ち着いてから、今日月曜に観光できるレジデンツへバスで移動。アプリに行き先を入れれば最寄りのバス停・時刻を示してくれる。と言ってもヴュルツブルクは初めて訪れる街。とりあえず中央駅から乗ることにした。バス停に自動券売機があるが、どこにコインを入れるのかわからないでいると、近くの人が教えてくれた、親切に感謝。駅前に銅像。その奥の斜面に葡萄畑が続く。銅像は聖キリアンだろうか? ちょっと調べるとやはりそうだった。キリアンの噴水。聖キリアンは確かアイルランドからこの地にキリスト教を広めようと訪れた領主を改宗させることに成功したが、その妻によって、弟子二人と共に暗殺されてしまう。後日行くノイミュンスター教会の主祭壇の前にその3人の像がある。


レジデンツは6時まで公開しているとのこと。入場は30分前だったか。まず前庭の噴水から。最近知ったのだがこの噴水にはこの地方の芸術家3人の彫刻がある。そのうちの一人がリーメンっシュナイダーである。上に立つのがフランコニアの象徴だったか? 







これが彫刻家。歴史の闇に沈んでいたリーメンシュナイダーが再発見されてから作られた。18世紀半ば頃の作品だったはず。レジデンツは戦争の爆撃でかなりの被害を受けた。やはりここも修復しているのである。