ネルトリンゲンの聖ゲオルク教会祭壇はニコラウス・ゲアハルト・フォン・ライデンの作品。ということで期待して。







さらにその両脇にも。




彼はフォン・ライデンという名前の示す通りライデンつまりネーデルラントの生まれ。生年ははっきりしないが、没年は1473年。ディジョンで修行、スリューテルの工房で修行したとみられる。ストラスブール、コンスタンツ、ウィーンでも活躍。グラッサー、ミッシェル・エアハルト、リーメンシュナイダー、ファイト・シュトースらドイツの彫刻家に影響を与えた。

 彼の作品を見るのは初めて。きれいな彩色、美しい仕上げ、優美な肢体である。

 ところでネルトリンゲンは直径1キロの円に入る小さな街、この巨大な教会と祭壇にはかなりの経費がかかっていると思うがなぜそんな財力があったのか?