そしてルーベンスが最初の妻と結婚したばかりの手を取り合っているダブルポートレート。いわゆるルーベンス風の大味な感じではなく、とても描き込んであって、やはりルーベンスも北方の画家なのだと思ったし、何より新妻の顔が良い。ルーベンスが本気を出すとここまで描くのかと認識新たに。ただ自分の像は こんな顔だったのだろうが、レンブラントとは違い、当然のように美しく描く。