今回の投稿では、
ipadとkindleがどう違うのか?
を考えてみたいと思います。

iPadとKindleを比較した場合、
両者のポジショニング、対象となる購買者層等は違います。

1.ipadとkindleの機能から見た比較

①kindle
・目に優しいイーインクを用いて
 eブックリーダー単体としての機能を突き詰めて設計
⇒eブックリーダーのみとして使用する場合には当然優位

②ipad
・メール/情報端末としても使いたい場合には、
 iPadに優位性

⇒Kindleは非常にポジショニング、
対象の購買者層はわかりやすいと思いますが、
iPadは誰向けの商品なのだろうか?見えにくく感じます。

2.ipadを間違いなく買うユーザー

・Appleが好きなユーザーは買うかもしれません。
⇒しかしMac(特にMacBook Air)やiPhoneなどを
ある程度使い込んでいるユーザーにとって、
iPadの使い道は何か?疑問が残ります。

3.ipadの落とし穴

①機能としてはMacとiPhoneの両方を代替するかは疑問

※ ポケットから片手で出して操作して
 そのまま片手でしまうこともできません。
 携帯できるキーボードもありません。
 (Dock形式のキーボードはありますが・・・)
⇒そういう意味では中途半端なデバイスともいえます

4.結局ipadは誰が買うのか?

上記の考えは既にMacやPC、スマートフォンを
使い込んでいるユーザーの考え方と言えます。
別の言い方をすれば固定観念ともいえます。

ただ、もしipadの購買者が
MacやPCなどを
使い込んでいないユーザーだとしたらどうでしょうか?
まだ使用目的が明確化していないユーザーにとっては
多機能のiPadは魅力的といえます。

そう考えるとAppleの考えている最大のターゲットは
MacもPCもあまり使ったことのない
IT初心者なのかもしれません。

5.KindleとiPadは共存するのか?

既に文庫本と雑誌がすみ分けられているように
両者は共存すると思われます。

①Kindle
"紙媒体の本"にはない使い勝手を売りにして、
今後さらに進化を続けると思われます。

②iPad
単に文字が並んだ"電子書籍"だけでなく
多くのアプリケーションが
今後iBooks Storeで展開されると思います。

iPadはかなり高機能です。
そのためバッテリの問題は常にあると思います。

モバイルでの利用はiPhoneとMacBook Airに譲り、
家庭でPCをまだそれほど使い込んでいないユーザーが
(まだまだPCの操作を難しいと感じる人は多くいます)
感覚的な操作で、
スマートフォン以上PC未満の機能を体感する
デバイスとしてのポジションとなるのかもしれません。



また、以前の投稿でも書きましたが、
iPhoneはある考え方を売り物にしてして成功しています。

iPhoneが売り物にした考えは
「iPhoneは単なる電話機ではない。
カメラであり、
音楽プレーヤーでもある」と言う。
「また、ウェブブラウザでもある。」
しかし、
Appleはそれに加えて、
それらの機能の組み合わせを実現するのに、
携帯電話とiPod、ノートブックを常に持ち歩くよりも、
iPhoneを購入した方がはるかに便利だ

という考え方を売り物にしたということです。

iPadはどんな考え方を売り物にするのでしょうか?
こっちも今から楽しみです。

参考記事:iPadの市場でのポジショニング