3月5日発行の日経MJに
ブログ、ツイッターといった
ソーシャルメディアのユーザー同士の
『つながり』にも応用できるような事案がありましたので、
紹介します。

USJ声かけマジック
来園者満足度アップへ指針


1.ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)が
 「マジカル・モーメント・プロジェクト(MMP)」の取り組み


①来園者への声かけの積極化
②顧客満足を高めながら従業員のモチベーション向上につなげる

⇒MMPを開始してからクレームが半減

2.MMPの3本柱

従業員は利用者に
①アイコンタクト・笑顔・あいさつ
②アトラクションなど自分のお気に入りを薦める
③子供と友達になる

⇒東京ディズニーランドの行動指針より
 客に積極的に関わることを重視

⇒「テーマパークに対して利用者は
 人とのつながりを求めている」という考え

3.MMPの狙い
①客のリピート率の向上
②厳しい経済環境の中では
 アトラクション等のハード面への投資は非現実的
③従業員のホスピタリティーというソフト面の充実から
 来園動機につなげる戦略

4.従業員のモチベーション向上
①MMPの取り組みは人事制度にも反映
②MMPの取り組みに並行して、
 従業員のモチベーション、従業員同士のつながりを強める
⇒開園前に各職場対抗の駅伝大会、
 閉園後のパークを貸し切りにして従業員感謝祭

従業員、来園者、パーク全体での一体感を創出するのが狙い



この取り組みのポイントになるのは、

①来園者には、「声かけ」というツールを使って
ネットビジネスでいう『見込み客へのフォロー』を行っている

②従業員を単なる労働者ではなく、『パートナー』として
考えていること


の2点だと思います。

①については、良くある手法です。
石原明さんの『営業マンは断ることを覚えなさい』を紹介したときに
記した 「見込み客へフォロー」に相当すると思われます。
石原さんの書籍ではここでのフォローは

情報提供⇒見込み客に親しみを持ってもらう

の流れでしたが、

MMPでは

積極的な声かけ⇒来園者からの親しみ⇒リピーター

の流れのようです。

一方で、従業員をパートナーと考える視点は、
ネットビジネスで最近増えているJV(共同起業)に近い印象があります。

結果的に従業員を労働者ではなく、
共同起業家として、見ていかなければリアルビジネスの世界でも
事業が成り立たなくなっているのかもしれません。



いずれにせよMMPをはじめとしたUSJの戦略は
今どうすればいいのか?
について、あらゆる分野にヒントを提示しているのかもしれません。