ブログやネットビジネスを始めるときに
よく言われるのが、目標ややるべきことを明確にする
つまり「テーマを決める」ということですが、
これはなかなか難しいと思います。

ですので、何となく目標を決めて、
「仮テーマ」をいくつか決めて、
とりあえず動き出すという人も多いと思います。

そうなると、出来上がる成果物、
例えばブログ、メルマガ、
Twitterのつぶやき等は、周りの人が期待する成果と
良い意味でズレが出て、驚きと新鮮さが生まれることがあります。

そんなことを狙っていると感じられる記事が
2月22日発行の日経MJにありましたので、
ご紹介します。

本+CD、9つの世界
TSUTAYA Lifestyle CONCIERGE
・・・テーマ別に一体陳列


この記事では、
六本木のTSUTAYA Lifestyle CONCIERGEの陳列に触れています。
この店のコンセプトはCONCIERGE(コンシェルジュ)という
店名からもわかるかもしれませんが、
「提案型店舗」というスタイルで、
お店というより展示場のような雰囲気をつくりあげて、
その中でお客様に「お薦め」「気付き」を提供するというお店のようです。

Ⅰ.ポイント
陳列の特徴
1.店内には9つのテーマ
・地球、世界、にっぽん、ことば、己を磨く、
 舞台、健やかに美しく、家の中、料理
⇒それぞれにあったアイテムを集めて陳列
 1つのテーマの元に商品をくくる

具体例
①料理
・「レシピ本」はわずか。「村上龍料理小説集」等の
 食に関連する小説
・「カフェミュージック」のCD、携帯用の箸 等 
 が陳列されている

②己を磨く
・藤沢周平の時代小説、アイルトン・セナの写真集、
 映画「イージーライダー」のDVD
・革カバーのノート、文房具等の男性が好みそうな雑貨も陳列

③ことば
・谷川俊太郎の「詩集」、福沢諭吉の「文明論之概略」
・ユニコーンのCD が一緒に陳列


2.その他の陳列
CD売り場・・・「100年後まで残したい名作100選」がテーマ
・ジャンルはバラバラで新旧の名盤から厳選

書籍
・個性的な装丁の文庫本ばかり集めたり
 作家の出身都道府県別に作品を並べる

⇒どんな商材をどう配置するか?今後の店作りのための実験店

⇒生活提案 を主題にCEO、店長、スタッフが展示方法を議論し、決めている

⇒組み合わせを日々検討

⇒問題点としては、発見、驚きを重視する場合は
「尖った」商材が必要となる。
 その反面、一定の売り上げを確保するには、
 一般的な品揃えも必要にもなってくる

 
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いずれにせよこういった陳列をしているお店はなかなかないと思います。

この店舗の特徴の1つは、
来た人に「何かを気付かせる」ということが狙いにあることです。

冒頭でもお話しましたが、
自分が何をすればいいのか?
もっと言えば、何を欲しいのか?
わかっていることは意外に少ないと言われています。

その中で、欲しいものがはっきりしている場合、
今はネット通販を利用して、購入という流れが強いので、
リアル店舗では、苦戦しています。

そこで、この店舗では、
1つのテーマを基に多くのジャンルからの商品を集めて、
その中から 来た人に 
「今の自分の中のイメージにあるものを気付かせよう」
ということを考えているのではないでしょうか?

これは、ブログのテーマ、ネットビジネスのテーマを考えるときにも
今後使わなければならなくなるのかもしれません。

あまりにも明確すぎるテーマは
極端な言い方をすれば、せっかく来てくれた人にとって、
退屈になってしまうのかもしれません。

また1つのテーマだけでは、
「1つだけでは多すぎる」といった言葉もあるとおり、
煮詰まりやすいということもあります。

現在のところ、テーマは確かに絞って
"属性を考える”という言葉があるとおり、
その属性にマッチしたコンテンツを
創ることが最重要であることは間違いありません。

しかし、属性というものの考え方が変わったとき、
属性に何か「気付き」を提供しなければならないとき、
今回の実験店舗のような手法を
ネットビジネスでも行う必要が出て来るのかもしれません。