今日はこのブログのテーマにもなっている
「じぶんブランド」の構築に参考になる書籍を紹介します。

書籍名は、
「ザグを探せ! 最強のブランドをつくるために」
 マーティー・ニューマイヤー 千葉 敏生 訳/実務教育出版

です。

この書籍では、ブランドの構築のポイントとして
「徹底」したというより「過激」な差別化を推奨しています。

著者のマーティー・ニューマイヤーは
ブランディング専門のコンサルタントということもあり
非常に説得力があり、
読んでいるだけでも刺激を感じました。

まずは目次から紹介します。

まえがき

【プロローグ】
・スピード化する世界
・最大の敵は“氾濫(クラッター)”
・“心の壁”の時代
・「ブランド」という言葉の定義
・「売り込む」のではなく「引き込む」
・広告は死のスパイラルにある
・重要なのは「量」ではなく「違い」

【PART 1 ザグを探す】
・誰もいないところを狙え
・「良さ」と「違い」の関係
・“空白”を探す
・ニーズを明らかにする
・パレードを見つける

【PART 2 ザグをデザインする】
システムとしてのブランド
CHECKPOINT 1 あなたたちは何者か?
CHECKPOINT 2 何をしているのか?
CHECKPOINT 3 ビジョンは何か?
CHECKPOINT 4 捕らえているトレンドは?
CHECKPOINT 5 ブランドを取り巻く状況は?
CHECKPOINT 6 あなたたちの「唯一性」とは?
CHECKPOINT 7 足し引きすべきものは何か?
CHECKPOINT 8 ブランドを愛するのは誰か
CHECKPOINT 9 敵は誰か?
CHECKPOINT 10 何と呼ばれているか?
CHECKPOINT 11 ブランドをどう説明するか?
CHECKPOINT 12 メッセージをどう広めるか?
CHECKPOINT 13 人々とどうつながりを持つか?
CHECKPOINT 14 顧客がする体験は?
CHECKPOINT 15 顧客ロイヤルティをどのように獲得するか?
CHECKPOINT 16 成功をどう拡張するか?
CHECKPOINT 17 ポートフォリオをどのように守るか?

【PART 3 ザグを一新する】
・グー・チョキ・パーの法則
・“フォーカス”のチョキ
・“勢い”のグー
・“規模”のパー
・構造が束縛に変わるとき
・ザグの束縛を解く
・株主の言いなりにはなるな
・最優先事項を見つめなおす
・新市場へは2段式ロケットで
・変化のスピードに合わせたザグ探し

・マーティ厳選ポイント集
・マーティからのオススメ本
・マーティの辛口ネーミング批評
・用語解説
・訳注
・ニュートロン社について
・謝辞


読んで見るとわかりますが、
この目次だけでも結構重要なことはイメージできます。

また、この書籍のキーワードでもある「ザグ」とは、
「過激な差別化」を意味します。


次は僕なりのポイントです。
ほとんどが part2 から抜き出しています。

Ⅰ.ポイント

1.現状
①世界は急激なスピード化

②クラッター(氾濫)
・商品の氾濫
・機能の氾濫
・広告の氾濫
・メッセージの氾濫
・メディアの氾濫

③消費者
・心の壁がある
⇒氾濫から身を守る
・ブランドを決めるのは消費者
⇒ブランドとは消費者の直感
⇒ブランディングとは
消費者に喜びを与えて長期的な価値を築くこと
・消費者はかわされるのを嫌う
⇒自分の意思で買う
⇒一方通行の対話を嫌う=口コミ文化の復活
・ブランドを望んでいる

2.Think Different
①必要なのは「過激な差別化」
⇒Ex.アップル

②ザグという観点

3.ザグを探す
①良さと違いを兼ね備えたアイデアを探す

②新しい市場空間「空白」に目を向ける

③消費者のニーズを明らかにする
・まだサービスを受けていない集団を探す
・そこでのジョブは解決すべき問題、
 改善したい状況を見つけて手助けをすること

4.ザグをデザインする
①Focus
・自分たちは何者か?
⇒自分たちの情熱は何なのか? をはっきりさせる
・自分たちは何をしているのか?
⇒核となる目的をはっきりさせる
・自分たちのビジョンをはっきりさせる
⇒具体的でなければならない
⇒目的や情熱から自然に生まれてくるもの

②トレンドに乗る

③差別化する
・最大の勝者は
 「心の中に一番乗りしたブランド」
・名前
⇒簡潔、スペルが簡単、言葉遊びがある
・what,how,who,where,why,when を明確にした上で
 ユニークであれ

④ブランドコミュニケーション
・メッセージは絞り込む
⇒ブランドを知ってもらい、支持してもらうまでの
 過程を思い描く

Ⅱ.気付き
1.一貫性は大切
 ⇒属性に注意する、なるべく1つ

2.ありきたりのブランディングでは×
⇒アップルの戦略、ブランドイメージはまさにザグ

3.ネットビジネスにおいては、特に広告の氾濫がある
⇒ 過度な宣伝は心の壁をつくることになる

4.良い子になるな
⇒ 嫌われもしないブランドでは差別化はない
⇒ 尖った個性を認知してもらう



以上です。
会社のブランディングについて、書かれていますが、
個人のブランディングにも十分使える内容だと思います。
興味のある方は一読をお勧めします。

ザグを探せ! 最強のブランドをつくるために/マーティ・ニューマイヤー

¥1,470
Amazon.co.jp