2010年に「相棒-劇場版Ⅱ-」を見たっきり、
長いこと映画館へ行ってなかったのですが
昨夜は、【空海】好きの夫の要望で、
公開日早々に日中共同製作映画「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」(中国語版タイトル「妖猫伝」)を観てきました。

混雑した場所が嫌いな夫と、混み合う都心の映画館でなく、逆方向の郊外の映画館へGO
最寄りの駅で「シネマチケット」という往復の電車の切符が付いて¥1800というお得な企画ものを買って観ます。
とんと御無沙汰、すっかり浦島太郎状態で、チケット売り場が無人化していて驚きました。
でも、座席を選ぶのがタッチ画面で出来て楽ちんだわニヤリ

先に座席を取ってから、隣のショッピングセンターの中華屋さんで晩御飯。
20時50分〜の最終上映時間のものを観ました。公開初日なのにガラガラでしたグラサン

映画は、「夢枕獏」や「空海」好きの夫に言わせると小説の方が良かったそうです。
(実写化がお好みでない?)

私は、猫が妖魔という設定になってて、
CGで怖い顔つきや残忍な行動をするので、どうも物語の世界に入っていけません。
(・・・そこ?)
俳優さんたちは上手で、映像もキレイだったけど、猫に悪事をさせてはいけません❢
でも、「妖猫伝」ですものね、仕方ないかショボーン

吹替版じゃなくて中国語版に字幕つけたものが観たいな。
中国語は分からないけど、その方が違和感無いかも。
(ハリウッド映画みたいに。)
染谷将太や阿部寛の中国語を聞いてみたい。
吹き替えの声は売れっ子俳優さんの声だったけど、中国の俳優さんの肉声も聞いてみたい。


途中、楽団の演奏シーン、BGMが二胡のシーンがあったので、エンドロールに二胡奏者の名が出るかな〜❢と思って最後は一生懸命目を皿にして観ましたよ目

【王穎】さんと、もうひとり【金○】さんと書いてまして、金○さんの○の字は、[かねへん]にすごく画数の多いつくりで、写ってる間に読めなかった滝汗
とてもいい音色でした音譜音譜音譜

酒宴の楽団が写ったとき、琵琶、月琴か小阮かな?、あとパンフルートみたいに管が並んだ笛の奏者がいましたが、奏者が写ってないのに二胡の旋律も聴こえるんです。
かすかにじゃなく、全面に(笑)

「音はしてるのに二胡奏者が居なかったじゃん?」と、夫に言いましたら、「当時は二胡は無いだろ?あったとしても今の二胡に統一されたのは近代だろ。時代考証が合わなくて出せなかったんじゃないか?」と。
ふう〜んニヤリ
1200年前の二胡の御先祖様はどんな形、どんな音色だったんでしょうね?
きっと今のようなmellowな音色じゃなかったネ。

さて、色々気に入らなかった夫は、ぶつくさボヤッキー。
駅の改札をうっかりいつもの習慣でSuicaで入っちゃって、シネマチケットについてた復路の切符を使い忘れましたガーン
降車駅の窓口で、Suicaの入場記録を取り消してもらい、切符を回収してもらいましたゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

さらに、帰宅してからあれこれ自分の書棚から空海の本を数冊引っ張り出してきて、私相手にリスペクトトーク炸裂。
"いかにあの映画では空海の非凡な天才っぷりが表現しきれていないか〜!!"
0時過ぎてやめてくれ〜チーンチーンチーン

私に熱弁ふるわれましてもね〜、興味ないっすよ。
  内心(もういいよ・・・・滝汗

まあ、活字は読む気が無いから、お情けで漫画だけ借りてあげましたよ。

2013年のマンガです

そんなところに、救いの神あらわる!
アメブロちょこっと見たら、テレビで空海の事をやってた事を書いていた方がいたので、タイムシフト録画で番組を探して、「ほら、これ観てみなよ〜❢」と夫に勧めました。
「世界ふしぎ発見!」の録画で映画公開とタイミングを合わせたであろう空海特集を観て、気を取り直して満足したようです照れ


久々に映画館へ行って、蠅が飛んでいる音などちゃんと右から左へ方向性が感じられるように聴こえてきて、ずいぶん良質になっているなぁ〜と思いました。

でも、大音量と大画面に疲れてしまって、今朝は10時まで起きれなかった滝汗
夫がイタズラして私の鼻をつまんでみたらしいけど、息苦しくなってフガフガ言っても全然目が覚めなかったらしいあせる

映画は疲れる〜チーンチーンチーン