この本との出会いはふらっと書店に寄った時でした。

精神疾患(双極性障害)があり仕事を1年半休んで居たときに本を読む癖がついてきました。そして、復職して
「毎日大変やな、うまくやってかなあかんなぁ」
と思って居たときにこの本と出会ったのです。タイトルと優しそうなイラストが目に止まりました。

 最近は、YouTubeやSNSで精神科医の先生たちが「レジリエンス」「心のしなやかさ」を表現されてることが多いと思いますが、まさにこの本では「上手く生きていくコツ」が沢山書かれていて読んでいて「やわらかく、優しく、あたたかく、」といったメッセージが伝わってきます。

 上手く距離感をとること、深く考えすぎないことは、冷たい生き方だと思っていた私からすると自分がいかに硬い生き方をしてきたのかに気がつかされます(笑)。

 熱くなる癖はあっても、それじゃ人が近寄って来ない。温かく居続けるようになれればいいなと思いました。

自分の感覚をもっと信じて、誰よりも自分が私の応援を温かくして、今ある幸せに目を向けて温かく生きていければいいなぁと思いました。今日まで一生懸命生きてきた自分に「ようやった!」と思いこれから先もよろしくねと思える「自分とのつきあい方」のヒントと温かいメッセージが届いた1冊でした。