《SHINJOの信条》
迷って迷って、もう最終的には
３本勝負のじゃんけんで決めました（笑）
■パ・リーグ１５回戦 日本ハム５－２楽天（７月１９日、楽天モバイルパーク宮城）
試合後の新庄剛志監督（５３）の一問一答は以下の通り。
―（楽天モバイルパークの気温に触れて）
「きょうは、そんなに暑くなかったですね。昼（練習中）、僕パーカー着ているでしょ。めちゃくちゃ汗かきたいな、かきたいなと思えば思うほど、全く汗が出ない。サウナもそうでしょ。汗出ろよ、出ろよ（と思うと）、出ないでしょ（笑）。その原理。
とりあえず、伊藤くんが２桁（勝利）、クリアはしましたけど、きょう完投できなかったことは、本人のミスですね。球数が多いというところ。これは反省してもらわないと。完投王国の一員としては（笑）。良かったねー、（２打席連続本塁打を放った）
万波くんが。あの（最初の）１本で、ガラッと変わったでしょ。最後のライトフライなんかも、めちゃくちゃ良かったですよ。ちょっと安心しましたね」
―万波は何が変わったのか
「それは、マジで、本人に今すぐ聞いて（笑）。何が変わったのか。突然なのよ。突然。だから、これは本人に聞いてください。前の打席と何が違っていたの？と。
あと、（田中）正義くん、良いね。あの力感のない（投球動作）。腕だけがしなって。安心できましたよ。
もう、伊藤くんが代わっても、今、中継ぎの投手が良くなってきているから。上原くんにしても、玉井くんにしても。
まあ見ていてください、八回、満塁で郡司くんに代えた奈良間くん、回ってきたでしょ。全国の監督さんたちは、『なんで代えるんや』『あそこで郡司、回ってきただろ』とか言い出すでしょ。野球を知らない人間たち（笑）。どれだけ中継ぎ陣が良いんやという話。守りで勝てるチームになっているので」
―田中正義は、九回の時と八回の時で違うか
「八回の顔になってきたね。九回だと、ちょっと引きつって、無理やり笑顔を出している感じだけど、八回は自然に、僕に任せてください、みたいな表情でね、いってくれているので。八回、合っていますよね。
僕は、八回のピッチャーがめちゃくちゃ大事だと思っているんですよね。九回よりも。九回はプレッシャーがありますけど、八回はいろんな場面で行かないといけないでしょ。年俸が上がるべきだと思うポジションは、七、八回ですよね、僕の中では。
きょうはね、矢沢くんが、今バッティング調子良いでしょ。この球場は、風がちょっと難しいんですよ。だから五十幡くんの守備の方が安定感があって。もう分からん、どっち（をスタメンにしたら良い）か。
迷って迷って、もう最終的には３本勝負のじゃんけんで決めました（笑）。そしたら、五十幡くんが２対１で勝って、打ってくれました。もう今ね、層が厚すぎて、分からん。じゃんけんが一番良いのかな。それか、もうガラポン（笑）」
―懐かしい
「ちゃんと監督室に飾っていますよ。いつでも使えるように（笑）」
―六回、１死一塁で、伏見がエンドランを決めた
「ちょっとバットが出てきていないので、バットが出せていない状態だったので、初球にエンドランでバットを出させようと思って。そしたらヒットが出て、その後（次の打席）のヒットにもつながったから。
振れていない選手にはエンドランを出すケースはちょっとあります。でも、ここからは、どんな選手でもセーフティーもあれば、一、二塁でのバントもあれば、いろんな作戦を使って、ピッチャーが良いだけに、１点を取りにいきたいですね」
―初回にレイエスがエンドランを決めたのも大きかった
「あれ、でかいです、本当に。でも、きょうのライトへのホームランもね、めちゃくちゃ右手離れていたけど、もういっか（笑）。打てるんだったら任せますと。悪くなったときにまたね、伝えてあげられたら」
―前半戦残り２連勝で、目標の貯金２１
「今もう、あんまり興味ない。その付近に行っているから。目標はそこなんですけど、その付近に行ってしまえば、もう計算通りなので。２１が絶対じゃないので。十分でしょ。まあ、あと２つ勝ったら、２１か。大丈夫です。もう１勝１敗ぐらいの気持ちで、２勝取りに行きます（笑）」
ではまた✋