今日は10月20日
『ちょこっと雑学』
[[印鑑を「ハンコ」と呼ぶのはなぜ?]]
海外では多くの場合、本人の証明や責任の確認として直筆のサインを書きます。 しかし日本では、重要な書類には必ずと 言っていいほど捺印が必要です。
個人で持つ印鑑はたいてい名字だけのもの ですが、中にはフルネームが刻まれた豪勢な ものもあります。
それだけ日本人にとってなじみの深い印鑑ですが、これを「ハンコ」と呼ぶのはなぜなのでしょう?
ハンコや印鑑は正式には「印章」と呼びます。
印章を押すことを「押印」「捺印」「押捺」などと呼びますが、ハンコという言葉は「版行(はんこう)する」からきています。 版行とは、浮世絵などを版画にすることをいいます。この様子が印章を捺印することと似ていたため、「版行」が略
されて「ハンコ」と呼ばれるようになり、「判子」という字があてられたの
です。