今回はポート穿刺する際に必要な物品をまとめていきたいと思います。
あくまで私の場合なので、参考程度にお願いします。
必要物品
〈薬剤〉
- 投与する点滴(高カロリー輸液)
- 混注する薬剤(あれば)
- ヘパリン(100Unit/10ml)
〈物品〉以下を清潔なトレーに置きます
- CV用輸液ルート(フィルターのついたもの)
- ヒューバー針
- 輸液ポンプ
- 18Gの針(薬剤を混注する際に使用)
- プラネクタPNプラグ
- ドレッシング材(テガダーム)
- 固定用テープ(シルキーポア)
- アルコール綿(3個)
- 滅菌綿棒(2本)
- 滅菌手袋
- 未滅菌手袋
まずは手指衛生をしてから準備へ
輸液の準備
私の場合はフルカリックに微量元素を混注して投与しています。
そのため、自分で薬剤を混ぜる必要があります。
- 高カロリー輸液の外袋を開ける
- 高カロリー輸液の隔壁を開通させ混合する
- 未滅菌手袋を着用する
- 微量元素のシリンジに18Gの針をつける
- 高カロリー輸液の混注口をアル綿で消毒する
- 微量元素を混注し混合させる
ルートの準備
- 未滅菌手袋を着用する
- 輸液ルートを袋から取り出す
- 輸液ルートのクレンメを閉じる
- 輸液の排出口をアル綿で消毒する
- 輸液の排出口に輸液ルートを刺す
- 点滴筒を押して点滴筒の1/3-1/2に輸液を満たす
- クレンメを開け、ルートを輸液で満たしたら再びクレンメを閉じる
穿刺の準備
- 必要物品の袋を開けて清潔のまま置いておく
- ヒューバー針
- プラネクタPNプラグ
- ドレッシング材
- ヘパリンシリンジ
- アル綿(1個)
- 滅菌綿棒(2本)
2. 滅菌手袋を装着する
3. 滅菌手袋の中袋の上で清潔操作を行う
4. ヒューバー針にPNプラグをつける
5. ヒューバー針の中をヘパリンで満たし、そのままヘパリンシリンジを接続しておく
これで物品準備は完了です。いよいよ穿刺!